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「ねぇ!待って!」









先に歩いていく、たくちゃんを追いかけて。









「一緒に帰ろうよ!」





拓『嫌』






「なんで!」





拓『お前、うるせぇ』






「お前じゃない、A!」






拓『めんどくせ』






「めんどくさくない!A!ほら!」






拓『A、』






「わぁ、なんか、懐かしい!」






拓『あっそ』






「あー、だから先に行かないでってば!」









その後は、うざいぐらい話しかけて。







つきまとってはないよ?








だって、家の方向は昔と変わんないみたいだし。









私がほとんど一方的に話してただけだった。








でも、時たまに見せる笑った顔が。









この時から、忘れられない。









.









5年ぶりの君を。









.

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作者名:ガリガリヤンキー | 作成日時:2016年7月5日 19時

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