53.girl ページ9
次の日。
私は、昨日リョウガに相談した、
真姫ちゃんがタクヤと話せるように協力するって
話はやっぱり出来ない
と断ろうと決めていた。
でも...
３限目と４限目の間の休み時間、
トイレから戻ってくるとまさかの光景。
タクヤと真姫ちゃんが話していた。
断る話は放課後にしようとしてた。
まさかこんな早く行動するとは思わなかったから。
普段、女の子とは滅多に話さないタクヤが
何か、楽しげに話してる所を見るのは辛い。
幼なじみの関係のままだったら、何も思わなかったかもしれないけど今は彼女であって。
嫉妬しないはずがない。
しかも、真姫ちゃんはタクヤに好意を抱いているし。
そんなことを考えているとチャイムが鳴り
真姫ちゃんも自分の席に戻った。
おかげで４限目は授業なんて頭に入らず、モヤモヤ。
そして、事件はまだ続く。
お昼の時間、いつものように屋上に行くはずが...
拓「俺、教室で食べるわ」
祐「え！？」
佑「みんなで食べないの〜？」
拓「悪ぃ、先生に呼ばれてるからみんなと食えねぇわ」
佑「そっか〜、ならしょうがないね！」
祐「Aはどうする？」
拓「Aもみんなで食べてて」
「あ、うん...」
佑「じゃ、屋上行こっか！タクヤ、また後でね〜」
拓「おう」
珍しい、てか初めてだ。
みんな揃って屋上で食べないのは。
先生に呼ばれてるって悪いことでもしたのかな？
あ、成績がやばいとか？
まぁ、C組だから有り得ないことはないけどね(笑)
にしても、タクヤが呼び出しだなんて珍しい。
あぁ〜、一緒に食べたかったな〜。
この気持ちが顔に出ていたのかリョウガが小声で話しかけてきた。
稜「A、昨日のどうなったの？」
あ、昨日のことね。
「それがさ、放課後に断ろうって思ってたんだけどさ。」
稜「どうした？」
「もう、結構行動してて。」
稜「え、どうゆうこと？」
「見たんだよね。３限目と４限目の間の休み時間に真姫ちゃんとタクヤが二人で話してるの」
稜「え、マジ？」
「滅多に女の子となんか話さないのに楽しそうに話しちゃってさ〜」
稜「なんか、用事だったとかは？」
「いや、ないね。」
稜「マジか〜」
リョウガも困った顔をしている。
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もぐめぐ(プロフ) - はい！ありがとうございます♪またコメントさせていただきます♪期待してます！！ (2016年1月28日 23時) (
レス) id: df13021ef4 (このIDを非表示/違反報告)
ガリガリヤンキー(プロフ) - もぐめぐさん» コメントありがとうございます！嬉しいです、読者様のご要望にお答えできるよう、更新頑張ります！1、ですね。また、コメントしてくださいね(^○^) (2016年1月28日 22時) (レス) id: 8487406707 (このIDを非表示/違反報告)
もぐめぐ(プロフ) - 前からこの作品を見ているんですが、更新が毎回楽しみです！私は1番です！続きが気になります。急に失礼いたしました。 (2016年1月28日 20時) (レス) id: df13021ef4 (このIDを非表示/違反報告)
ガリガリヤンキー(プロフ) - や」さん» ありがとうございます(^○^)更新頑張ります！ (2016年1月25日 19時) (レス) id: 8487406707 (このIDを非表示/違反報告)
や」(プロフ) - 面白いです (2016年1月25日 0時) (レス) id: ef065be34b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ガリガリヤンキー
| 作成日時：2016年1月16日 12時
