82.sweet ページ39
拓「おーい、寝るなよ〜」
今度は、私がウトウトしていたらしく
乾かすのが終わってドライヤーを片付けにいったタクヤ。
拓「ほら、ベッド行くよ」
手を差し出され、眠たい私は、タクヤと手を繋ぎ二階に行った。
でも、
ﾊﾞｻｯ
腕をグイッて引っ張られて、ベッドの上に。
ソファと同じように、顔の横で手を掴まれている。
拓「今日、ずっと我慢してたんだからね」
「え、しないよ？」
拓「無理」
「は、ちょっと...」
後のことは、みなさまにおまかせします。
我慢ができないデレタクヤでした。
「いった」
起きると、横でぐっすり寝てるタクヤ。
良かった、土曜日で。
昨日の事がフラッシュバックしてきて、
顔が赤くなる。
昨日の満月は嘘じゃなかった。
オオカミタクヤ。
恐るべし。
今日は、休みですることもないし
ダラダラしようとしていた矢先、
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ ♪
インターフォンが鳴った。
「はいはーい」
誰だ、朝から眠いのに。
でも、お客さんを待たせるわけには行かず
ドアを開けると
晃「おはよーさん」
「あ、コーイチ」
来客はコーイチだった。
珍しく、私服なので一瞬誰かわからなかったけど。
「どうしたの？こんな朝早く」
晃「なんや、朝早い言うてももう、10:00やで？」
「え、うそ！」
晃「ほんまや(笑) まぁ、時間も忘れるくらい甘い時間を過ごしたみたいで？」
ニヤニヤしながら、私の首を見るコーイチ
「あ！」
忘れていた、首元を手で隠すと
拓「そりゃ、可愛くて仕方なかったよ」
って、後ろから聞こえる犯人の声。
コイツめ。
コーイチに見られたなんて恥ずかしい。
晃「まぁまぁ、娘あんま困らさんといてや？」
「誰も、コーイチの娘になった覚えはない〜」
晃「冷たいな〜」
拓「で、なんで朝からコーイチがいんだよ」
晃「あ、そうや頼みたいことあるねん」
拓「頼みごと？」
「あ、家入ったら？寒いでしょ」
晃「じゃ、お邪魔するわな」
そう言って、入るコーイチ。
なんだろ、頼みごとって。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 232人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もぐめぐ(プロフ) - はい！ありがとうございます♪またコメントさせていただきます♪期待してます！！ (2016年1月28日 23時) (
レス) id: df13021ef4 (このIDを非表示/違反報告)
ガリガリヤンキー(プロフ) - もぐめぐさん» コメントありがとうございます！嬉しいです、読者様のご要望にお答えできるよう、更新頑張ります！1、ですね。また、コメントしてくださいね(^○^) (2016年1月28日 22時) (レス) id: 8487406707 (このIDを非表示/違反報告)
もぐめぐ(プロフ) - 前からこの作品を見ているんですが、更新が毎回楽しみです！私は1番です！続きが気になります。急に失礼いたしました。 (2016年1月28日 20時) (レス) id: df13021ef4 (このIDを非表示/違反報告)
ガリガリヤンキー(プロフ) - や」さん» ありがとうございます(^○^)更新頑張ります！ (2016年1月25日 19時) (レス) id: 8487406707 (このIDを非表示/違反報告)
や」(プロフ) - 面白いです (2016年1月25日 0時) (レス) id: ef065be34b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ガリガリヤンキー
| 作成日時：2016年1月16日 12時
