76.yearning ページ33
すっかり、元の私たちに戻って数ヶ月。
もう、二学期も終盤に差し掛かっておりまして。
すっかり、日も短くなり制服は生足ではやっていけないAです。
それにしても、周りを見てみて。
なんだよ。
あったかそう。
ズボンとかずるいずるいずるい。
1人だけ、生足で耐えてる私は一番強いと思う。
いや、確信する。
ずるいずるいと、一番暖かそうに防寒してるタクヤを見ていると
拓「なに？じーと見て」
「いや、男子はズボンだからあったかそうだな〜って」
拓「そりゃ、スカートなんて履けねぇしな」
「それもそうだけどさ。ずるいな〜って」
拓「何？遠まわしにあっためて欲しいとか言ってるつもり？」
そう言って私に近づいてくるから
「いやいやいや！決してそんなことは言っておりません」
と、手をブンブン振って抵抗する。
拓「なんだ、つまんねーの。」
「つまんなくて、すいませんでしたね」
拓「いいよ、家帰ったらぬくぬくする」
「え？何？今日、デレ？」
ニヤニヤしながら聞く私にタクヤは
拓「やっぱ、今日、我慢できねーわ」
「え？は？いきなり、やめてよ」
拓「うん、早く家帰ろう」
そう言って、私の手を取り足早に帰ろうとするから
佑「あ！待ってたくちゃんとA〜！」
「ん？どうしたの、ユースケ」
佑「僕ね、Aに相談したいことある！」
「相談？いいけど、どういう話？」
佑「いや...それがさ〜...」
そう言って俯きながらモゴモゴするユースケ
なんやら、周りには聞かれると恥ずかしい様子
だから、
「あ、じゃ、うち来る？」
拓「は？」
「なんで、タクヤが返事すんのよ(笑)」
拓「いや、だってうち来る？って」
「みんなに言いにくそうなんだもん！
話するくらい家で話してもいいでしょ？」
みんなに聞こえないようにタクヤと小声で話す。
拓「でも、俺らの甘いじかn...」
「よし！一緒に家に帰ろ、ユースケ！」
佑「いや、でも、たくちゃんとAの時間
邪魔するのも悪いし...」
「なにを気を使ってんの！毎日一緒にいるから大丈夫ー！ほら、ご飯も作ってあげるから！ ね？」
小さい声で、タクヤがユースケに
断れ！断れ！って言ってるけど、気にしない。
私がユースケと目が合うと、お願いって手を合わせて目をつぶると
佑「じゃ、お言葉に甘えて...」
って、家に来てくれることになった。
お前な〜、なんて言ってるタクヤは気にしない。
3人で私たちの家に向かう。
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もぐめぐ(プロフ) - はい！ありがとうございます♪またコメントさせていただきます♪期待してます！！ (2016年1月28日 23時) (
レス) id: df13021ef4 (このIDを非表示/違反報告)
ガリガリヤンキー(プロフ) - もぐめぐさん» コメントありがとうございます！嬉しいです、読者様のご要望にお答えできるよう、更新頑張ります！1、ですね。また、コメントしてくださいね(^○^) (2016年1月28日 22時) (レス) id: 8487406707 (このIDを非表示/違反報告)
もぐめぐ(プロフ) - 前からこの作品を見ているんですが、更新が毎回楽しみです！私は1番です！続きが気になります。急に失礼いたしました。 (2016年1月28日 20時) (レス) id: df13021ef4 (このIDを非表示/違反報告)
ガリガリヤンキー(プロフ) - や」さん» ありがとうございます(^○^)更新頑張ります！ (2016年1月25日 19時) (レス) id: 8487406707 (このIDを非表示/違反報告)
や」(プロフ) - 面白いです (2016年1月25日 0時) (レス) id: ef065be34b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ガリガリヤンキー
| 作成日時：2016年1月16日 12時
