73.decline ページ29
そして、放課後。
タクヤに告白しに行くであろう真姫ちゃんに
話がしたいと言い、中庭に行った。
「あ、あのさ...」
真「ちゃんと、別れたんでしょ?」
告白する前だからから、少しメイクが濃い真姫ちゃん。
「そのことなんだけどさ...」
顔立ちがメイクではっきり見えているため
顔が険しくなった。
真「なに?別れたけどまだ好きって?
あんたもこりないよね〜。よく、そんな顔でタクヤくんと付き合ってたわ。」
「...」
真「ま、否定もできないわよね。
元カノなんかに言っても無駄だろうけど」
「別れてなんかない!」
真「...は?」
今までで一番低い声でいう真姫ちゃん。
「だ、だから!別れてなんかない!」
真「ちょっと、あんた何言って...!」
「私、真姫ちゃんに酷い事されてタクヤたちと距離とってた。関わるなって言われて指示通り関わらなかった。でもね、無理みたい...」
負けじと、反抗する私。
真「あんた、何言ってるかわかってるの?」
肩を押され、尻もちをついた。
でも、今までと同じにやられてては負けてしまう。
だから私は、立ち上がり真姫ちゃんを睨んだ。
「どんなに真姫ちゃんがタクヤを好きでも、
譲らない!私は、タクヤの彼女だから誰にも渡さない!」
涙で滲んだ視界でも、真姫ちゃんの怒った様子はわかる。
真「ふざけんじゃないわよ!!」
そういって、振り上げられた手に覚悟を決めて目をつぶった。
「.......................え.......?」
きたのは痛みではなく、大好きな香りだった。
「.........タクヤ」
見ると、そこには真姫ちゃんと私の間に立つタクヤだった。
守って、くれたんだ.....
真「え.........」
拓「お前、何してるかわかってんの」
聞いたこともない、怖い声で言うタクヤ。
私の前に立つタクヤの背中は怒りでいっぱいだった。
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もぐめぐ(プロフ) - はい!ありがとうございます♪またコメントさせていただきます♪期待してます!! (2016年1月28日 23時) (レス) id: df13021ef4 (このIDを非表示/違反報告)
ガリガリヤンキー(プロフ) - もぐめぐさん» コメントありがとうございます!嬉しいです、読者様のご要望にお答えできるよう、更新頑張ります!1、ですね。また、コメントしてくださいね(^○^) (2016年1月28日 22時) (レス) id: 8487406707 (このIDを非表示/違反報告)
もぐめぐ(プロフ) - 前からこの作品を見ているんですが、更新が毎回楽しみです!私は1番です!続きが気になります。急に失礼いたしました。 (2016年1月28日 20時) (レス) id: df13021ef4 (このIDを非表示/違反報告)
ガリガリヤンキー(プロフ) - や」さん» ありがとうございます(^○^)更新頑張ります! (2016年1月25日 19時) (レス) id: 8487406707 (このIDを非表示/違反報告)
や」(プロフ) - 面白いです (2016年1月25日 0時) (レス) id: ef065be34b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ガリガリヤンキー | 作成日時:2016年1月16日 12時