63.distance ページ19
幸い、保健室には先生がいて手当をしてもらえた。
先「どうしたの？こんな怪我して」
先生は落ち着いたように私に聞いてきた。
「通学中走ってたら転けちゃって...」
先「そう。あんまりおおちゃくしないでね？」
「はい...」
私は、包帯を巻いてもらうと見えないように袖を隠して教室に向かった。
教室に行くともうみんな来ていた。
席に着くと、ユースケとユーキが話しかけてきた。
祐「A！先行っちゃったんだって？
コーイチが心配してたよ！！」
「うん、ごめんね。これから、委員会の仕事が始まるから行きも帰りもみんなとは一緒に居れないの。」
佑「え、そうなの！？寂しいよ〜」
と、寂しそうな顔をするユースケ。
そんなユースケの顔を見ていると私まで悲しくなってきた。
祐「A？大丈夫？」
「え？うん、大丈夫」
祐「そっか！何かあったら言ってね！」
「ありがとう、ユーキ」
あまり、話しているところ見られたくないと思っていたらちょっどチャイムが鳴ってそれぞれ席についた。
でも、今の席だと絶対話しかけられる。
無視するのもさすがに心が痛い。
どうしようか、と思っていると
先「今日は、いきなりだが席替えをする」
みんな、ザワザワ話し出した。
先「静かに〜！東城の案で他のクラスのヤツとも関われるいい機会だ。クジを作ってきたから、一人ずつ引いてその番号の席につけ〜」
みんな、しぶしぶクジを引いて番号の席に座っていく。
私は、また一番後の窓側だ。
隣にはまだ話したことのない男の子で
前は、何回か話したことのある女の子だった。
ユースケとユーキは班が同じで
タクヤは真姫ちゃんと隣の席だ。
完全に仕組まれてる感じしかしなくて
また、ため息が出る。
でも、少し安心もしている。
少しは話すことも減らせるような気がして...
お昼は...
また考えよう。
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もぐめぐ(プロフ) - はい！ありがとうございます♪またコメントさせていただきます♪期待してます！！ (2016年1月28日 23時) (
レス) id: df13021ef4 (このIDを非表示/違反報告)
ガリガリヤンキー(プロフ) - もぐめぐさん» コメントありがとうございます！嬉しいです、読者様のご要望にお答えできるよう、更新頑張ります！1、ですね。また、コメントしてくださいね(^○^) (2016年1月28日 22時) (レス) id: 8487406707 (このIDを非表示/違反報告)
もぐめぐ(プロフ) - 前からこの作品を見ているんですが、更新が毎回楽しみです！私は1番です！続きが気になります。急に失礼いたしました。 (2016年1月28日 20時) (レス) id: df13021ef4 (このIDを非表示/違反報告)
ガリガリヤンキー(プロフ) - や」さん» ありがとうございます(^○^)更新頑張ります！ (2016年1月25日 19時) (レス) id: 8487406707 (このIDを非表示/違反報告)
や」(プロフ) - 面白いです (2016年1月25日 0時) (レス) id: ef065be34b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ガリガリヤンキー
| 作成日時：2016年1月16日 12時
