59.girl ページ15
教室に戻るとタクヤと真姫ちゃんはいなかった。
あまりあのことは考えないようにしようと思い、
席についた。
祐「A！目、赤いけど大丈夫？」
「うん、ちょっとゴミ入っちゃって」
祐「そっか、洗わなきゃね」
「だね(笑)」
良かった、泣いたことバレずにすんだ。
にしても、タクヤとどう顔合わせればいいかわかんないよ〜
泣いてスッキリしたってところもあるけど...
でも、タクヤは私たちが見たことは気づいてないし
傷ついてるのは私だけ。
だから、いつも通り話そう。
家でも気まずいなんて嫌だしね。
真姫ちゃんのことはやっぱり、放課後言おう。
もっと、めんどくさくなる前に言わないと。
そう決心すると、タクヤが教室に戻ってきた。
隣に席をつくと、
「先生からの呼び出し長かったね(笑)」
拓「あ、うん... めんどかった」
「どんまい(笑)
あ、そうだ！今日、帰り一緒に帰れないごめんね」
拓「いいよ。用事？」
「え？まぁ、そんなとこ？」
拓「そっか。じゃ、ご飯作って待ってる」
「うん、ありがとう」
私ちゃんと笑えてたかな？
タクヤが少しよそよそしいのは気のせい？
でも、ちゃんとご飯作って待っててくれるんだね。
やっぱり、優しいよタクヤは。
嫌なことがあってもなんだかんだ好きだもん。
ずるいよ、タクヤは...。
そんなことを考えていると、やっぱり午後の授業も
頭に入らなくて。
すっかり、放課後になっていた。
私は、真姫ちゃんに話があると言ったんだけど
どう切り出していいかわからず無言のまま。
真「Aさん....？どうしたの？」
「え？あ...あのね...
私やっぱり真姫ちゃんのお願いは協力できないや」
真「...」
俯きながら話す私に無言の真姫ちゃん。
「私ね、正直言うとタクヤと付き合ってるんだ。
ごめん、隠したりして。私もタクヤのこと好きだから、真姫ちゃんのお願いは協力できない。」
はっきりと真姫ちゃんの顔を見て伝えた。
真姫ちゃんは凄く悲しそうな顔をしたと思うと...
真「知ってる...」
「え...？」
顔つきをかえて、すごく怒ったように言ってきた。
真「Aさんと、タクヤくんが付き合ってるの知ってた。いつもあの幼なじみの子たちといるの見てたの。でも、タクヤくんとの距離が他とみんなと違うのも知ってた。」
「じゃぁ、なんで...？」
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もぐめぐ(プロフ) - はい！ありがとうございます♪またコメントさせていただきます♪期待してます！！ (2016年1月28日 23時) (
レス) id: df13021ef4 (このIDを非表示/違反報告)
ガリガリヤンキー(プロフ) - もぐめぐさん» コメントありがとうございます！嬉しいです、読者様のご要望にお答えできるよう、更新頑張ります！1、ですね。また、コメントしてくださいね(^○^) (2016年1月28日 22時) (レス) id: 8487406707 (このIDを非表示/違反報告)
もぐめぐ(プロフ) - 前からこの作品を見ているんですが、更新が毎回楽しみです！私は1番です！続きが気になります。急に失礼いたしました。 (2016年1月28日 20時) (レス) id: df13021ef4 (このIDを非表示/違反報告)
ガリガリヤンキー(プロフ) - や」さん» ありがとうございます(^○^)更新頑張ります！ (2016年1月25日 19時) (レス) id: 8487406707 (このIDを非表示/違反報告)
や」(プロフ) - 面白いです (2016年1月25日 0時) (レス) id: ef065be34b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ガリガリヤンキー
| 作成日時：2016年1月16日 12時
