56.girl ページ12
「え...」
しゃがんで泣いていた私は何かに包まれた。
稜「なんで泣くんだよ…」
あ、リョウガに抱きしめられてるんだ。
稜「タクヤの彼女はAだろ？
なんで、彼女のお前が不安になって泣いてんだよ。見てるの辛かったなら、いつもの強気でタクヤに何してんの？って聞きに行けば良かったじゃん。
いつもいつもなんで悩んで泣いてんだよ。」
ありがとう。
ありがとう、リョウガ。
いつも弱い自分を支えてくれた幼なじみの１人であるリョウガ。
何かあれば相談してたってけ？
その度に優しく、前を向いていられるような言葉をくれてた。
また、今回も救われたんだ。
リョウガに。
「ありがとう、リョウガ。
でもね？タクヤのとこに行く前にリョウガが走って行っちゃったんだよ？」
稜「あ...」
「あはは、リョウガ本当に面白い(笑)」
稜「そ、そん時は俺もテンパってて(笑)」
「いいよ、あれ以上見ずにすんだ」
稜「そっか。もう、大丈夫？」
「うん、大丈夫。
このことは、少しずつ解決して行かないとね。」
稜「そうだな。また何かあったら言えよ？」
「ありがとう。言うよ。」
稜「おう、いつでも聞く」
優しいな、リョウガは。
いつも私の味方だ。
いい友達をもったな、私は。
私たちは少し他愛のない話をして教室に戻ることにした。
「あ！リョウガ、頼まれてたことは！？」
稜「あ！！また、忘れてた...」
「どうすんの(笑)」
稜「まぁ、放課後にでもするわ」
「バカだね〜、リョウガわ(笑)」
稜「は、誰のせいだと思ってんだよ(笑)」
「なに？傷をえぐる気？」
稜「さ、さーせん(笑)」
「いいよ(笑) 教室戻ろう！」
稜「やべ！時間ねぇ！」
「え、嘘！？走ろ！」
稜「おう！」
タクヤと真姫ちゃんが後を追ってたなんて知らずにね...？
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もぐめぐ(プロフ) - はい！ありがとうございます♪またコメントさせていただきます♪期待してます！！ (2016年1月28日 23時) (
レス) id: df13021ef4 (このIDを非表示/違反報告)
ガリガリヤンキー(プロフ) - もぐめぐさん» コメントありがとうございます！嬉しいです、読者様のご要望にお答えできるよう、更新頑張ります！1、ですね。また、コメントしてくださいね(^○^) (2016年1月28日 22時) (レス) id: 8487406707 (このIDを非表示/違反報告)
もぐめぐ(プロフ) - 前からこの作品を見ているんですが、更新が毎回楽しみです！私は1番です！続きが気になります。急に失礼いたしました。 (2016年1月28日 20時) (レス) id: df13021ef4 (このIDを非表示/違反報告)
ガリガリヤンキー(プロフ) - や」さん» ありがとうございます(^○^)更新頑張ります！ (2016年1月25日 19時) (レス) id: 8487406707 (このIDを非表示/違反報告)
や」(プロフ) - 面白いです (2016年1月25日 0時) (レス) id: ef065be34b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ガリガリヤンキー
| 作成日時：2016年1月16日 12時
