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「あれが三日月？」
突如地中から現れた白いMSはオルガを狙っていたMWをメイスで吹っ飛ばした。
その後も何機かのMWを相手にしていたが、相手は形勢不利と見て、こちらのMSのスラスター切れに気付くとすぐに戦闘域から離脱していった。
その後、玲亜は自室で今回の襲撃について考えていた。
CGSはギャラルホルンに目を付けられるような大きな会社ではないし、大した権力もない。
それなのにわざわざこちらまで出向いてくる理由。
このタイミングで考えられるものは1つだけだ。
コン、コン、コン
｢入るよ｣
ちょうどいいタイミングで三日月が部屋にやって来た。
｢オルガが何か考えたみたいだから来て｣
｢この子が寝たらすぐ行く｣
｢うん。分かった｣
｢今日もお疲れ様｣
｢そっちも｣
オルガの考えることの検討はついていないが、逃げていった大人たちも多い中でこれからなにをするのかは今の最重要課題だ。
それに玲亜はギャラルホルンの話はするまでもなく、ビスケットが気づいているだろうと思った。
｢遅れてごめん。状況は？｣
｢簡単に言うと僕達がこのままここを乗っ取る｣
｢なんだか物騒なことになったね｣
｢仕方ないよ。まさかギャラルホルンに責められるなんて予想外だったんだ｣
それもそうだ。
今回のことは誰も予想できなかった。
オルガの一言でこれを決めたのだ。
まだまだ子供な玲亜たちにはこれしかないのかもしれない。
オルガが勢いよく扉を開けるとそこには先ほどの戦いで生き残った一軍が拘束されていた。
｢おはようございます。薬入りの飯の味はどうでしたか？｣
すぐに一軍の大人たちは喚き始めた。
ふざけた真似をするなだなんだと言い始めてもこの状況ではオルガも痛くも痒くもない。
｢はっきりさせたいんですよ。ここの1番は誰かってことをね｣
｢貴様ら一体誰に物言って｣
｢ろくな指揮もせずにこれだけの被害を出した無能にですよ｣
｢ふざけんな！｣
一軍の1人が身を乗り出した瞬間だった。
パン！
三日月は持っていた銃でその一軍を打ち抜いた。
｢分かったから！とりあえずこれを取れ。そしたら命だけは助けてやる｣
こんな状況でもこんなことを言える大人たちに玲亜は頭痛がした。
状況を理解していないにも程がある。
結局空気の読めない発言をしたこの一軍もオルガの手によって射殺された。
この後オルガは一軍たちにここに残り自分たちの下に着くか、出ていくかの2択を強いた。
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咲理 - カオリさん» コメントありがとうございます！作者の咲理です。今、更新に使っていたパソコンが壊れてしまい、更新できませんが必ず復活しますので応援よろしくお願いします！ (2017年3月20日 14時) (
レス) id: 4ad5d78520 (このIDを非表示/違反報告)
カオリ - オルフェンズが大好きな高校一年生です。次の作品がよみたいです。 (2017年3月7日 13時) (レス) id: 6756fb5e0f (このIDを非表示/違反報告)
咲理(プロフ) - 紫恩さん» (人''▽｀)ありがとう☆更新も頑張る！ (2016年5月20日 18時) (レス) id: 91c3914dfa (このIDを非表示/違反報告)
紫恩 - お互い頑張ろうね！ (2016年5月18日 21時) (レス) id: aaa53fac67 (このIDを非表示/違反報告)
咲理(プロフ) - 紫恩さん» もうすぐテスト範囲発表だから頑張らないと…Σ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ (2016年5月16日 17時) (レス) id: 91c3914dfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲理 | 作成日時：2016年3月24日 14時
