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帰還命令が出てすぐにイサリビに戻るとヤマギを始めとする整備班が待っていた。
｢ヤマギ、整備完璧だったよ｣
｢そっか、良かったよ｣
｢ありがとうね｣
その後すぐにタカキから玲良を再度預かるとその足のまま食堂に向かった。
｢あ！玲亜、おかえりなさい｣
食堂に着くと先に来ていた三日月と昭弘はもの凄いスピード食事を取っていた。
｢アトラ、私もご飯食べたい｣
｢ちょっと待っててね。良かったよ、みんなが無事で｣
アトラは玲亜の分の食事をしながら3人の無事を喜んだ。
アトラも宇宙に出たばかりの頃のギャラルホルンとの戦闘を経験して、少しばかりは戦闘に慣れていたようだった。
｢昭弘と玲亜のおかげだよ。やっぱり相当いい腕してるよ｣
｢ボロボロにされちまったけどな｣
｢右に同じく｣
三日月はまだ玲亜の食事が半分以上残っている段階で、自分の食事が終わったようで席を立った。
｢おかわりは？｣
｢いいよ｣
アトラも三日月がいつものようにおかわりをするものだと思って準備していたのに、早々に帰っていってしまって驚いた様子だった。
｢三日月さん、オルガさんたち帰ってきましたよ。今ブリッジにいるって｣
オルガが帰ってきたことにも大して興味も示さないようで、せっかく伝えに来たタカキにもハンガーにいるとだけ伝え、少し寂しげな背中で歩いていった。
｢三日月、元気ないね｣
アトラもその雰囲気を察したようで、心配そうに三日月の背中を見つめていた。
｢そうだね。ま、ほっとくか｣
昭弘までもが心配そうにしていたが、玲亜だけは心配する素振りを微塵も見せず、ご飯を食べ続けた。
｢ほっといていいのかよ。あいつ一応お前のだ｣
｢あーーーーーーーー！昭弘あとで一緒におやっさんの手伝いしに行こう。ね？｣
｢お、おう？｣
これ以上昭弘には何も話させてはいけない。
あのまま旦那とでも続けられれば困ったことになる。
玲亜はただそれだけの思いで無理やりにでも昭弘に話を振った。
(なんで団員たち全員に三日月とのこと話してないのか考えてよ！！)
これだから脳筋は困ると一人頭を抱えて、玲亜は可愛い可愛い玲良を連れて自室へと帰っていった。
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咲理 - カオリさん» コメントありがとうございます！作者の咲理です。今、更新に使っていたパソコンが壊れてしまい、更新できませんが必ず復活しますので応援よろしくお願いします！ (2017年3月20日 14時) (
レス) id: 4ad5d78520 (このIDを非表示/違反報告)
カオリ - オルフェンズが大好きな高校一年生です。次の作品がよみたいです。 (2017年3月7日 13時) (レス) id: 6756fb5e0f (このIDを非表示/違反報告)
咲理(プロフ) - 紫恩さん» (人''▽｀)ありがとう☆更新も頑張る！ (2016年5月20日 18時) (レス) id: 91c3914dfa (このIDを非表示/違反報告)
紫恩 - お互い頑張ろうね！ (2016年5月18日 21時) (レス) id: aaa53fac67 (このIDを非表示/違反報告)
咲理(プロフ) - 紫恩さん» もうすぐテスト範囲発表だから頑張らないと…Σ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ (2016年5月16日 17時) (レス) id: 91c3914dfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲理 | 作成日時：2016年3月24日 14時
