智兄の場合part2 ページ10
智兄×お泊り会×独占
「こーんにーちはー！」
夏のジリジリした天気の日。
さと兄のお友達がお泊りしに家にきた
同じ部活のメンバーだそうでみんな仲良さそう
さと兄にはなぜだか知らないけど
絶対部屋から出てくんなって言われたけど
ちょっと気になるもん…
私はお茶を飲みに行くふりをしてリビングへむかった
階段を降りていくとどんどん大きくなる
男の子たちの笑い声。
自分で来たものの…ちょっぴり緊張しちゃう。
「こんにちはー」
ちょっと笑い声がおさまったのを見計らって私はリビングに顔を出した
智「っ!A!?」
どうやらみんなでゲームしてたみたい…
ポテチやらジュースやらがところ狭しと並んでいる
?「おっ?なになに？智くんの妹?」
最初に話しかけてくれたのは大人っぽくて頭が良さそうな顔立ちの人
智「もう!降りてくるなって言ったでしょ!?翔ちゃんも話しかけない!」
翔「ごめんごめん笑」
今の人はきっと翔さんっていう人なんだな…
智「A何しに来たの!こんなとこきちゃだめだよ!」
さと兄…それ結構みなさんに失礼では……
A「ごめんね?さと兄怒ってる？」
こんな時は、絶対に許してくれる究極の奥義を使うしかない。
智「ちょっと怒ってる……」
A「ごめん……」
必殺!
さと兄のシャツをちょっと掴んで上目遣いからの
申し訳なさそうに謝る!!(技名長い)
どうだっ?
智「ふふ…かわええなぁAは」
お、手応えバッチリ?
智「兄ちゃん許しちゃうっ!!」
やった、
ほんとちょろい……
でも面倒くさいのはこっから……
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作者名：S104 x他1人 | 作成日時：2019年5月6日 10時
