六兄弟と六つ子【長兄編】 (ページ4)

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松野おそ松ページ4

～夕side～
僕の通っている学校は初等部、中等部、高等部に別れている

母さんや父さんはこの学校で働いているんだ

だから学校で何が起きてもわかる

僕は昼休み

いつも誰もいない中庭で昼を取っていた

「あ、お前！長男って呼ばれてるヤツじゃね？」

僕は弁当箱を片付けいると【長男】という言葉が聞こえてきた

誰？

僕は声のしたほうを見ると、有名な六つ子の長男

松野おそ松だった

「よぉ！俺、松野おそ松！」

「知ってるよ。有名だからね」

「ふぅん･････なぁ、お前みんなから【長男】って呼ばれてるんだろ？なんでそんな呼ばれ方してんの？」

「そんなの、僕が知りたいよ」

「お前、何怒ってんの？」

「別に怒ってない･････」

「でも嫌そうな顔してるぜ？やっぱ長男って((「うるさい！！いい加減黙って！！！」！？」

僕は思わず大声を出した

あ･････

「ご、ごめん･････じゃあ僕、行くね･････」

「あ、あぁ･････」

僕は走ってその場から離れた

これが初めてボロが出た瞬間だった