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「私と五条先輩が……ですか?」
「そ、凄い術式持ってるのに使わない、命知らずの後輩ちゃんと一緒に組むことになったから」

初めて会った時の一言目は「術式使わないで、呪具ばっか使って生傷の絶えないAチャンってキミのコト?明日、一緒に任務だから」
きょとんとした顔。そこに潜む影に興味を持った。
「よろしく。Aチャン」
「よろしくお願いします」


「懐かしい夢……」
朝、目覚めて横にいるのは愛しい妻。
外は薄暗く、デジタル時計は午前3時を表示している。
もう一度寝よう……と思ったものの眠れず、Aを起こさないようベッドからゆっくりと降りる。リビングのソファにもたれ、懐かしい記憶を呼び起こす。


当時、高専4年生の僕は、夜蛾学長(当時は2年の担任)に「Aを見極めて欲しい」と言われた。
彼女の桑島家は、上からの話を聞く限り「役にたつから処刑を免れている」状態らしい。
ただ、彼女の使役する呪霊の力が強いらしく、彼女が制御できていないのであれば……と言う話。

「白い髪と肌に目が真っ赤な呪霊?それ使役してんの?」
「まだ…任務では……。夜蛾先生の呪骸相手にだけです」
「ふーん……」
そう言って、呪霊相手に薙刀(呪具)を振るう彼女。僕は壁に寄りかかって、彼女を観察。
「無駄な動きは無し、見極めるも何も、あの子が術式展開しないことには……」
ため息をひとつ漏らしたところ、デカい呪霊の反応を感じた。
「後ろに下がれ!!」と声をあげたが、時すでに遅し。咄嗟に薙刀でガードしたのだろう。薙刀は真っ二つ。
「1級…いや、特級だね、コレは」
「先輩……っ」
呪霊の攻撃で足を怪我したらしいA。動けないようだ。
「祓うしかないでしょ」




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小夜(プロフ) - 通常であれば呪術師と書くのが一般的だと思うのですが、あえて呪術士にされているんですか? (2020年12月7日 17時) (レス) id: 7678b86322 (このIDを非表示/違反報告)
まいにゃん(プロフ) - みさん» ご指摘ありがとうございます! (2020年10月19日 22時) (レス) id: cdb448599a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 最新話の貴方が貴女になってます、突然すみません(汗) (2020年10月19日 20時) (レス) id: ecada4069d (このIDを非表示/違反報告)
まいにゃん(プロフ) - 緑茶さん» コメントありがとうございます。子ども……は、今のところ登場予定はありません。一応原作に沿って作っていこうと思っているので。番外編とかで書きたいと思っています。 (2020年9月16日 18時) (レス) id: cdb448599a (このIDを非表示/違反報告)
緑茶 - 面白いです!!五条先生の結婚verが少ないので嬉しいです(泣) 後々、子供とか登場してきたりしますか?個人的には登場して欲しいなぁと、 (2020年9月16日 17時) (レス) id: 4556abf82f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:1204Sixh | 作成日時:2020年9月14日 20時

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