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Aと喧嘩になった。
交流会1日目の騒動で、僕頑張ったし？
愛しい妻に癒してもらおうと抱きついたら、そのまま転んじゃった……
心此処に在らずって感じではあったけどさ。
そこからは、Aが言いたいことを全部ぶちまけて、部屋に籠る…っていう毎度のこと。
「ま……明日には機嫌も直ってるでしょ」
甘かった。
翌日は、事後処理やら任務やらで、お互い話す時間も無く、交流会2日目も、Aは任務。帰ってきたのは野球が終わる直前。
「皆〜、お疲れサマンサ〜」
皆に労いの言葉をかけていると、じっとこちらを見るA。視線を向ければ、Aが笑顔で学生たちに話た内容は、流石に僕も怒りたい。
「さー、今日は五条悟先生のおごりでご飯行こうねー。焼き肉？お寿司？」
「へ？ちょっ「「ぃよっしゃあああああぁぁぁぁぁぁぁっっ！！！」」
イライラする。あ、これ駄目なやつ。このままじゃAにあたる。
「今日だけじゃなくて、一昨日から。こっちとしては気分悪いんだけど」
「ご自分の行動を振り返ってみたらいかがですか？」
……あー。これ無理。
「だったら勝手にしろ」
「勝手にしますっ！！！」
現在、八つ当たり中。
「……夫婦喧嘩に巻き込むな」
「そもそもは、学長がAにきつく問い質したからでしょ」
「まずお前が話していればだなっ！」
イライラする。スッキリしない。
「虎杖の件、俺に伏せていたのはお前なりの考えがあったんだろう。そこは五条、お前の考えだ」
学長の手が頭に乗る。
「俺は、虎杖のことを呪術士として認めた。そもそも、認めてなかったら入学面接の時に祓っている」
「あ……」
「あまり多くを抱え込むな。五条」
……全く。この人の器には敵わない…と思ってしまう。
「Aは、1年の釘崎とパンケーキを食べに行ったそうだ。迎えにいってやれ」
「言われなくても」
彼女の呪力の気配を辿ってやって来た、お店の最寄り駅前。見間違えるはずもない、綺麗な黒髪の彼女。
「……迎えに来た」
自分でも、拗ねた子どもみたいな声だと思った。
まだ怒っているかとAの表情を伺うと、呆れたような…けど嬉しさが滲む表情をしていた。
「釘崎さん、今日はお話相手になってくれてありがとう。また明日ね」
そう言って、僕の手を握る彼女は、本当に可愛らしい笑顔を浮かべていた。
「ごめんね。A」
「私もごめんなさい。仲直り、してくれますか？」
「勿論。仲直りしよ？」
やっぱり、僕は彼女が愛しい。
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小夜(プロフ) - 通常であれば呪術師と書くのが一般的だと思うのですが、あえて呪術士にされているんですか？ (2020年12月7日 17時) (
レス) id: 7678b86322 (このIDを非表示/違反報告)
まいにゃん(プロフ) - みさん» ご指摘ありがとうございます！ (2020年10月19日 22時) (レス) id: cdb448599a (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - 最新話の貴方が貴女になってます、突然すみません（汗） (2020年10月19日 20時) (レス) id: ecada4069d (このIDを非表示/違反報告)
まいにゃん(プロフ) - 緑茶さん» コメントありがとうございます。子ども……は、今のところ登場予定はありません。一応原作に沿って作っていこうと思っているので。番外編とかで書きたいと思っています。 (2020年9月16日 18時) (レス) id: cdb448599a (このIDを非表示/違反報告)
緑茶 - 面白いです！！五条先生の結婚verが少ないので嬉しいです(泣) 後々、子供とか登場してきたりしますか？個人的には登場して欲しいなぁと、 (2020年9月16日 17時) (レス) id: 4556abf82f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：1204Sixh | 作成日時：2020年9月14日 20時
