【ハイキュー】バレーボールは好きだけど・・・3

第95話 ページ12

(貴方side)



「ボール、前！！」

「ナイッサー！！」


太陽が真上に差し掛かってきて、だんだん体育館内の温度が上がってくるお昼頃


朝からよくこんなに動き回れるなぁと思いながらタオルの準備をする



明日はもうGWの最終日。

GW中は、1日中練習ができるおかげかそれともコーチがついているからかそれともその両方か、みんなのレベルが上がっている気がする


そういえば、明日の午後が音駒高校との練習試合だったっけ

青葉城西以来の練習試合。


相手は違うけれど、エースとリベロがいる今は、きっとうまく渡り合えすだろう



「次、外周行くぞ！」


レシーブ練が終わったら、少し休憩して外周に行った

これは、烏養コーチが考えたんだっけな？



とりあえず、皆が帰ってくる前にタオルとドリンクの準備するかな……


「Aちゃん！」

「どうかしましたか？」


ドリンクの粉を持って清水先輩が少し慌てた様子でこちらに小走りでやって来た


「実は、スポドリの粉がさっきのできれちゃったみたいなの
もう一つ予備があったと思ったんだけどそれも使ってたみたいで……」


あー、昨日確認したときに残り1つしか無かったからそろそろ買わないとって思ってて忘れてたなぁ

「なら、私が買ってきましょうか？」

「え、でも……」

「ちょうど夕飯の材料が足りなかったから買いに行かないといけなかったので、ついでに買ってきますよ」


「じゃあ、お願いするね」


清水先輩は、少し悩んだみたいだけどOKを出してくれて、夕飯用のお財布を渡してくれた


「それじゃ、行ってきますね！」

「何かあったら、スマホに連絡してね」

「はい！」



トートバックにお財布を入れて、合宿所を出た

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