社長さんの娘を預かることになった、よ？

娘さん　8 ページ8

you side




皿洗いが終わった後、センラさんからお風呂に入るように言われた。

思ってた以上に優しくてメンバー想いな人だと思った。


.


お風呂に入って数十分。
ほかほかの状態で皆がいるリビングへと向かった。



『お風呂、ありがとうございました』


セ「ゆっくりできたみたいでよかったですわ。」


う「髪早く乾かさないと風邪ひいちゃうよ」





うらた、さんの言葉でセンラさんが棚からドライヤーを出してくる。




う「あ、俺にやらせて。いい？」




センラさんからドライヤーを受けとる前に私から許可をもらったうらたさんはソファに、ぽすっと腰をおろした。

私は、うらたさんの足の間に入るように床に座った。





う「急に知らない人に髪乾かされて戸惑ってる？w」


『いいえ、逆に嬉しいです。たまには、乾かしてもらうのもいいかな。って』



う「ならよかった」



テキパキと髪を乾かしてくれたうらたさん。



『あの、うらた…さん』


う「ん？」


『ありがとうございました。…それと、うらたさんって呼んでも大丈夫ですか？』




その言葉に少しビックリしたうらたさんだったけど、すぐに笑顔になって「いいよ。」と言ってくれた。



う「じゃあ、俺はAって呼ぶ。他の皆にも、そんな感じで呼んであげて。」



『はい！』








胸がほっこりした私だった。

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