社長さんの娘を預かることになった、よ？

娘さん　34 ページ34

夏休みも中盤。
思い出は増え続ける一方。
うらたぬきは、Aに聞きたいことがあるらしい



う「そういえばAって、宿題ないの？」

セ「あ、そういえば社長から言われましたね。『勉強もさせてください』って。」

志「まじ？もう夏休み中盤やで？」

坂「大丈夫なん！？」



そんな浦島坂田船の四人に対してAは、相変わらずのきょとん顔。


『パパには、言ってなかったからな…』


そう一言呟いたAを見て首を傾げる四人。




『宿題、学校でほぼ済ませてきたよw あと少し残ってるけど余裕はあるよ』


計画性に優れたA。


志「俺だったら最終日にまとめてやるわ」

セ「計画的にコツコツやるのが当たり前でしょう」

う「ラマンの言う通り。」

坂「Aの勉強してる姿みたいな〜！」



『…え！？』




.






そうして始まったお勉強見学会。


『なんか、やりづらい』


う「Aは、いつも通り勉強してればいいだけ」

志「あとは俺らが勝手に見学しとるからw」



うーん、なんともシュールな画だ。







勉強が始まって15分後。
Aの手が止まった。


セ「ん？どうしたんです？」


『えっと…、此処が分からなくて』
と言って、１つの問題に指を置くA。


う「どれどれ」

興味津々に動き出したのはうらたぬき。




う「あー、これはね。」


うらたぬきは分かりやすく意味を伝え…


『なるほど！ありがとう！』


無事Aを納得させることができた。




その様子を羨ましそうに見る三人。

それからは、Aの手が止まるごとに四人が交代しながら教えていた。






『よし、終わったー！』

そのおかげか、勉強も無事終了を迎えた。







.

Yuki@萌え探求者さんからのリクエストで
浦島坂田船の四人が夢主の勉強を見るでした！

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