2人が出張で帰れない日の話�� ページ14
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それからの2人の行動は早く
颯爽と店を出て行った。
「気を付けてー。」
ヒラヒラと手を振った波音はAの頭を撫でた。
「きっとすぐに帰って来るから大丈夫だよ??」
「せっかくAちゃんとキス
出来るとこだったのにー…」
「やはりお2人は最終で帰って来ましたね。」
「さすがですね!!
占い師とかも出来るんじゃないですか??」
「世間話を交えつつやってみましょうか。」
「それいいかも。」
そんな話をしている頃、
マンションに帰宅した2人は高級スーツを
ゴミ箱に脱ぎ捨てて時間を惜しむように
一緒にシャワーを浴びた。
「…なぁ竜胆。」
「何、兄ちゃん。」
「さっきのあれ、ヤキモチだよな…」
「…だね。」
「珍しく酔ってるし、何かクるよな…」
「…うん。早く迎え行ってやんねぇとな。」
にかっと笑った竜胆に蘭も微笑んだ。
「やっぱ可愛いなー、Aチャン。
今日は寝かせてやれなそうだわ。」
「兄ちゃんの場合は今日も、だろ??」
「確かにー。」
「Aちゃんは猛獣使いだと思うけど
ある意味波音ちゃんが1番強いよね。」
「Aに関してはね!!
まぁ2人のことはちゃんと信用してる。
Aのこと悲しませたりしないって。
でもこんなに可愛いAが見れたし
ある意味感謝だね。」
「人間味が出て来ましたね、Aさんは。」
「ね!!今まで感じたことない
気持ちでAは驚いてるだろうけど
前よりずっといいと思う。」
波音に体を預けたまま目を閉じたAは
すやすやと寝息を立てていた。
「あーぁ、こんな可愛いAを2人に
引き渡したらきっと抱き潰されちゃうな…」
「僕もAちゃんと一緒に帰ろうかなー。
寝たフリして覗いてる。」
「それは決死の覚悟を
決めなくてはいけませんね。」
「…やっぱり??」
蓮はそのまま体をソファに横たえた。
「ま、僕は別にAちゃんを
どうにかしたいわけじゃないしね。
Aちゃんがおねだりしてくれるなら
喜んでノっちゃうけど。」
「前から思ってたけど蓮くんて
そういう欲とかちゃんとあるの??
中性的すぎて想像つかないんだよね。」
「そりゃ、もちろんちゃんとあるよ。
僕も男だし人並みには。
でもAちゃんしか興味ないからなぁ。」
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むちょ - とってもとってもとっても素敵なお話でした！！一気に読んでしまいました('ω')3人で幸せでとっても良きでした！ (12月14日 17時) (
レス) @page2 id: a1b97b3e35 (このIDを非表示/違反報告)
YUMi(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます!!そう言って頂けると嬉しいです(◍•ᴗ•◍)わたしも書きながらニヤニヤしてます笑 (2023年2月20日 5時) (レス) id: 85b1561d95 (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです‼️ニヤニヤしながら読んじゃいました！ (2023年2月19日 1時) (レス) @page19 id: ac76470a3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUMi | 作成日時：2023年1月19日 17時
