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Aは先に目を覚ますと竜胆の腕から抜け出し、シャワーを浴びた。
ルームウェアに身を包み、冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出しソファに座るとタバコに火を点けた。
特に見るわけでもないがテレビをつけて、ボーッと画面を眺めていた。
すると寝起きのぼんやりした顔をした竜胆が起きて来て、Aの隣に座った。
「おはよう、竜胆くん。」
「…おはよ。」
まだ眠そうな竜胆はAの肩に顔をくっつけた。
「…起きんの早くね…??」
「なんか目覚めちゃってさー。
竜胆くんまだ寝てていいよ??
しばらくしたら起こすし。」
「…んー…」
半分眠ったような返事をした竜胆はそのままAにくっついて目を閉じた。
竜胆のすべすべのほっぺを突っついて笑った。
「かぁいいねー。ホントに仲良くしてくれて
ありがと、竜胆くん。」
ゆみにほっぺを突っつかれて眉間にシワを寄せた竜胆の米神にちゅっとキスをした。
すると竜胆はふにゃっと笑った。
しばらくそうして竜胆を眺めていたがふと昨晩、部屋を訪れた時に見えた蘭の顔を思い浮かべた。
「…あれは完全にヤバい人の顔なんだよねー。」
ポソっと呟き、かつての二の舞にならないようにとAは拳を握った。
単純にえっちするとかしないとかの話なら、是非ともシてみたい相手ではあるが…蘭のようなタイプは執着心が強い。
Aの今までの経験上そういう危機管理能力が告げていた。
執着されてしまえば、今のような自由で楽しい生活は送れなくなる。
その点竜胆はA自身が気に入ったのもあるが、好意を持ってもそれを出すことなく、何よりAの意志を尊重してくれる。
だから最初に友だちになりたいと告げたのだ。
1ヶ月経っても、竜胆は律儀に友だちの枠を外れないようにしてくれている。
Aからしたらそんな竜胆はどこか愛おしさを感じる存在だった。
ホテルのモーニングを頼み、その体を揺すった。
「竜胆くん、起きて。ごはん食べよ??」
「…んー…A…」
竜胆は寝ぼけたようにAのほっぺに頬ずりして、目を薄っすらと開けた。
「モーニング頼んだよ。勝手に洋食にしたけど。」
「…サンキュ…」
竜胆は1つ大きくあくびをするとAにキスをして体を起こした。
差し出されたミネラルウォーターを飲み、タバコに火を点けた。
ボーっとテレビを見る竜胆にAは言った。
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YUMi(プロフ) - ゆんこさん» ゆんこさん、新作見てもらえて嬉しいです!!期待に添えるように頑張ります(◔‿◔)性格悪めは書いてて楽しいです笑 (2022年11月13日 16時) (
レス) @page4 id: 85b1561d95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんこ - 新作待ってました！性格悪い夢主ちゃんいいですね！！これから楽しみにしてます！無理をなさらず頑張ってください！！ (2022年11月12日 22時) (レス) @page2 id: 8a5959758c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUMi | 作成日時：2022年11月12日 18時
