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波音は綺麗に微笑み、腰を屈めて竜胆に名刺を手渡すとAの隣に座った。
「え…ここのキャバクラ顔面偏差値高。」
竜胆は真顔になるとそう言った。
波音とAは顔を見合わせて笑った。
「竜胆くんて言うんだよ、おもしろいでしょ??」
「うん、おもしろい!!」
口を開けて笑う波音に竜胆はとても好感が持てた。
「さすがにAと友だちなだけあるわ。」
「波音ちゃんはわたしとちがってまともだけどねー。」
「ふふっ。それはどうかなー??
竜胆さんはカタギの人じゃないですよね??」
「ふはっ。その質問エグいね。
普通にタメでいいけど、波音ちゃん??」
「じゃあ遠慮なく。」
「カタギではねぇな。むしろ反社ってヤツだし。」
「やっぱり。Aってホント
そう言う人見つけるの得意だよね。」
「おかしいよねー??普通に生きてたら
そうそう出会わないはずなのにさ。」
「巻き込まれ体質じゃね??」
「え、ひどい。」
3人は声を上げて笑った。
「まぁでも竜胆くんはいい人そうで安心かも。
Aこんなんだけど仲良くしてあげてね。
男関係が破綻してるだけで、あたしに
してみれば普通に良い子でしかないし。」
「昨日友だちになれたみたいだし、これからも
仲良くしてくれるよな??Aちゃん。」
「もちろん。」
楽しそうに笑った竜胆は頷いたAの頭を優しく撫でると思い出したように言った。
「そういや、さっきのLINEなんだよ。」
「さっきのってー??」
「クラゲみたいとかディスってただろ。」
「そうだっけ??」
Aはシレッと首を傾げた。
「いきなり言われたらディスられてると思うよね。
でもAにしたら最高に褒めてるよ。」
「…そうなの??」
「この子、クラゲとゲンガー大好きだから。」
お酒のおかわりを作りながら笑った波音に竜胆はキョトンとした顔をした。
「竜胆くんAのツボ抑えてるんだよ。」
「そういうことですー。」
竜胆は褒められていることに漸く気付くと、大きく息を吐いて顔を覆った。
「照れちゃった??」
竜胆の脇腹を突っついたAはニヤニヤ笑った。
「…うっせー。」
「ふふっ。竜胆くんて弟でしょ??」
「…兄貴いるわ。」
「わかるなー。しかもAみたいな
タイプのお兄さんでしょ??」
そう言われて竜胆は自分の兄を思い浮かべた。
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YUMi(プロフ) - ゆんこさん» ゆんこさん、新作見てもらえて嬉しいです!!期待に添えるように頑張ります(◔‿◔)性格悪めは書いてて楽しいです笑 (2022年11月13日 16時) (
レス) @page4 id: 85b1561d95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんこ - 新作待ってました！性格悪い夢主ちゃんいいですね！！これから楽しみにしてます！無理をなさらず頑張ってください！！ (2022年11月12日 22時) (レス) @page2 id: 8a5959758c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUMi | 作成日時：2022年11月12日 18時
