A-TEEN 7 ページ8
ーー WZ
事務所に入って1年半、俺の誕生日に合わせて初めて家に帰る
帰ってもいいと言われてたしタイミングは沢山あった
でも成長してる姿を早く見せたくて正月も家族とはテレビ電話で終わらせてた
それをお母さんも理解してくれていてわざわざ事務所まで会いに来てくれた事もあった
毎日ダンスレッスン、外国語の勉強、ボイストレーニング、楽曲制作の練習
挫けそうになる時もあったけどヌナに追いつきたくて褒めて欲しくて頑張った
WZ「ただいま」
ZM(ジフンママ)「おかえり!会いたかったよ」
WZ「ごめん日帰りでしかいれなくて」
ZM「大丈夫よ〜頑張ってるもの」
WZ「オンマ、ヌナに会いに行きたいんだけど今日いるかな」
ZM「Aちゃんね、私も会いたいんだけど半年はもう会えてないからねぇ」
オンマが言ってることが理解できない
WZ「どうゆうこと?ヌナは今どこにいるの?」
ZM「ソウルの高校に進学したみたい」
そこまで聞いてすぐに階段を駆け上がり部屋に置いてあるスマホを手にする
気が散るからって家にスマホを置いたまま出てきたから起動するのは1年半ぶり
すぐにカトクを開くと半年前にヌナから2件のメッセージとその次の日に“退会しました”の文字
なぜこうなったのかが全く理解できなかった
なんでヌナは俺の前からいなくなったの
なんで連絡先を消す必要があったの
Thinkin’ About You 1→←A-TEEN 6
438人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おぬたん日記 | 作成日時:2024年2月4日 0時