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1話外の世界～2～ページ3

小次郎「その前に仲間を集めなきゃならねえんじゃねえのか？」

武蔵「仲間なー」

黒音「3人じゃ『武士団』は無理ですよね」

武蔵「………でも、どんなに仲間が増えても俺の相棒はお前だぜ」

黒音「いい雰囲気っぽいので私歩いて逝きますね」

小次郎「まてまてまて、漢字違う、後お前も俺の大事な仲間だ」

黒音「小次郎様！((ジイイイィィン(もう…死んでも良い…やり残したことは無い…)」

小次郎「おい、変なこと考えるなよ」

黒音「ハッ、逝くところだった…」

小次郎「てか武蔵は何だよ、急に」

と、顔が歪んで笑い出す

武蔵「いや、真面目に言ってんだ！お前とお前の親父さんが剣術教えてくれなかったら…俺は今も町で石掘ってただろうなぁ、夢なんかなく」

黒音「……」

小次郎「武蔵…」

黒音「…あの武蔵殿が真面目なこと言ってやがる…、ついに怒り狂ったか？」←心の中で言ってるつもり

武蔵「え」

黒音「あ」

小次郎「久しぶりに聞いたな、その口調」

武蔵「え、なに今の…」

黒音「口調がずれただけです((黒笑」

と、ものすごくどす黒いオーラを出しながら
腰にかけてある刀に手をつける

武蔵「…なんかマジごめん」

黒音「忘れてくださいね ♪」

武蔵「おお(怖ぇな…本当に女かよ)」

内心そう思った武蔵である

武蔵「で、あの時お前らに出会えて本当に良かったなって…なんか今改めて思ったんだよ」

小次郎「………そうか」

黒音「……(小次郎様…)」

小次郎「じゃあ…まあ、同じ夢を目指すもの同士…」

武蔵「ああ、旅でなにが起こっても…俺たちモメずに仲良くやろうぜ！」

黒音「…私は…一人ですね」

小次郎「？何でだ？」

黒音「あ、いや、私は小次郎様の従者なり、同じ夢では無いので…」

武蔵「は？同じ夢じゃなくても仲間には変わりないだろ？」

黒音「まあ…武蔵殿を退けて…」

武蔵「ひでぇ…」

黒音「嘘です」

小次郎「同じ夢じゃなくても仲間は仲間だ、気にせず自分のしたい事したらいい」

と、小次郎は微笑みながら黒音の頭に手を置く

黒音「ドッキーンッッ////)))…は…い」

1日目(食べる)

小次郎・武蔵「モメずに仲良く！」ワイワイ

黒音「………」やること無し

3日目(夜寝る×寒い)

小次郎・武蔵「モ…モメずに…仲良く…」ガタガタ

黒音「小次郎様、毛布あります」

7日目(ムッスーン顔×イライラ×しおれる)

小次郎・武蔵「モメずに…………」ボロボロ

黒音「食料一気に食べるからです」諦め