緑谷君の妹はみみっちい彼にゾッコン【爆豪勝己】 (ページ5)

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お昼の時間。

皆大食堂に集まってきて昼食を食べるんですが

もちろんその中に勝己君もいて

『はぁ…かっこいいなぁ』

大好物の親子丼を食べながら

遠くで友達とご飯を食べている勝己君を眺めてます

『隣に座って食べるとかより勝己君の椅子になりたい』

「あんたここまで来ると変態の域だよね」

『やだなぁ､誤解だよ』

私の友達は勝己君の良さが分かってない。

まあ分かられたらたまったもんじゃないね。

こちとら同担拒否っちゅーものなので

「結局推し？それともガチ？」

『何回言わせんのさ､ガチに決まってるじゃん』

「でも相手年上じゃん､彼女いるかもよ？」

『いない』

「そう言える自信はどこから」

『だって女の子と話してるの見たことないもん』

毎朝私と学校も行くし

家の前を通ったり近所まで散歩しても

女の子と一緒に歩いてるところさえも見たことない。

お兄ちゃんに聞いたけど､特別仲良い女の子もいな＿＿＿＿＿

『いや､彼女いるのかな』

「えいきなりテンション下げんな」

特別仲良い女の子がいないって

去年の夏頃に聞いただけでそれ以降は聞いていない。

もしかしたら彼女というか気になる子くらいはいるのかも。

いやでもそんなわけないじゃん女の子と話すらしてない人が

「っちょ、爆豪先輩こっちみてるよ」

友達に言われハッと顔を上げるとパチッと目が合った。

少し口角を上げ笑いかけてくれた勝己君に

胸をやられボフンっと顔が赤くなる

「 A！生きてる！？」

あんなんしといて彼女おるわけない。