今日:18 hit、昨日:28 hit、合計:9,388 hit
小｜中｜大
『授与』 ページ38
･
「おや、カネキくんじゃないか」
多くのヒトに囲まれる中心で
「ひっでーツラしてんな
君はなぜこんな所で立ち止まっているのだい？
トーカは？ヒナミは？西尾は？四方は？有馬は？エトは？ヒデは？
どうした、君のお得意の人助けしたまえよ」
｢ほらほら｣と急かすが彼の耳には届かないのか何も言わない。
「つまんねー奴になったな
これじゃリゼに顔向け出来ないぜ」
《ピクリ》
「リ･･･ゼ･･･さん」
俺をリゼと間違えているのか焦点の合っていない目で俺を見る。
「ぼくは･･･僕はこれからどうすればいいのでしょうか」
「そんなの決まってんじゃねーか
自分で決めんだよ」
再び下を向き、彼は思考する。
「そんな君にプレゼントをあげよう」
バキバキと甲赫でカネキくんの頭を覆うと反射的にカネキくんは喰べる。
「君に幸あれ」
さあ、これからパーティーが始まるぜ。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 14人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：水無月 | 作成日時：2017年9月14日 3時
