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『家族』 ページ35
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「お前にとって家族とはなんだ？」
「それを聞いてどうする？
いろんな形の家族があるよな
血の繋がり？生い立ち？見えぬ絆？意志の繋がり？
まァ、俺の家族は俺の勝手な配下で出来てるんだけどな」
俺の前に現れるのはボロボロになっても俺の“盾”となる三人。
「いつの間にかコイツらは俺にとって切っても切れない関係になっていた
それを家族と言わずなんと言う？
主と下僕の関係とも言えるなァ」
｢まァいっか｣と結論付け愚弟であるアイを見つめる。が、視界に入る驚いている“盾”が気になる。
「なんだよ、俺の顔に米粒でもついてんのか？」
“喰種”が米なんて喰べないが愛嬌あるだろ？
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革ベルト
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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作者名：水無月 | 作成日時：2017年9月14日 3時
