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『趣味』 ページ4
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君に趣味はあるかい？
俺は飽きやすいからすぐに変わってしまう
首を白鳩の巣に送るのは趣味なのだろうか
腰を抜かしている女と目線を合わせるようにしゃがむ
手を取りにっこりと微笑む
「貴方の目、綺麗ですね」
「えっ？」
空いた手で頬を包み込み
目に溜まった涙を拭う
それだけで脱力するなんて、なんてチョロい女だろうか
愛おしそうに見つめ、目に指を這わす
そんな異常な行動にやっと気付いたのか
キョロキョロと目が忙しなく動く
「あ、あの･･･」
「俺の知り合いに目をコレクションにしている奴が居るんですよ」
強引に知人の話へ持っていく
「そいつに持っていくとね、お礼として出来る限り協力してくれるんだよね」
俺の主旨に気付いた女は逃げようともがき始めるが、頬を掴まれればもう逃れられない
「恩を売れるだけ売れば、多少厳しい事もしてくれるんだ」
｢なんて便利なんだろうね｣と言いながら俺は女の目玉を抉った
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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作者名：水無月 | 作成日時：2017年9月14日 3時
