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『日常』 ページ22
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起きて、飯食って、学校や会社に向かい、寝る。
そんな変わり映えの無い日常平和で良いじゃねェか。
マンガでは同じ日常を過ごし、退屈している時にある襲撃によって非日常へと変化する。
俺には解せない事がある。
今まではマンガや教科書でしか内蔵を見た事もない奴が簡単に命を殺す事がなぜ出来るのか、不思議であった。
しかも、その主人公は勇者だとか王族の血を引いているとか、もしくは敵の子どもだったなんて事は珍しくもない。
いろんなジャンルを愛する者にとって、それはもう予想内の展開へとなる。
ただマドンナに片思いして、身近な幼馴染と恋に落ちてれば万々歳だ。
そうとなると俺たちにとってこの世界は日常だが、カネキくんにとっては非日常なのだろう。
大学生がいきなり未知の生物である“喰種”の赫包を移植され、彼はあれだけ拒んでいた“喰種”の食事に手を出してしまった。
しかも簡単に殺す事も出来るようになった。
彼はいったい何を目指しているのやら。
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西 - この方角に福があるはずです
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作者名：水無月 | 作成日時：2017年9月14日 3時
