冨岡義勇の妹サンは。 参【鬼滅の刃】

◆118◇ 無限城 ページ18

᯽



しのぶ「桜華さん、毒柱としての活躍。 凄かったですよ」

カナエ「次は、鬼なのね！ とっても凄いわ」

無一郎「桜華は、凄いよ。 負けなかったから」





『ふふっ』






そう、これが求めていた





在りし日の存在。







『鬼殺隊でも、こうして居られたらな･･･？
こんな事には、ならなかったのに──』







無一郎「桜華は悪くないよ」

しのぶ「そうですよ、恋歌さんが悪いんです」







都合のいい方向へと





傾ける







『･･･そうね、あたしは悪くなんかないね』






しのぶ「そうですよ！」








その可愛らしいお顔で、微笑むの






在りし日の存在だから








『ねぇ、三人とも。 ここに居て見ててね』









無惨(･･･零は凄いやつだ)









パンパンと手を叩く









『お兄ちゃん、お姉ちゃん』






堕姫「どうしたのよ」








『あたし、つまらなくなってきちゃった』









獪岳「そうか。 じゃあ────」









『ふふっ。 でも、お兄ちゃんとお姉ちゃんの邪魔したくないなー？』









童磨「邪魔じゃないよ〜」









『でも、そろそろ父上が戦ってる姿見たいなーって』









無惨「･･･構わない」









『良かったぁ。 でも、やっぱり柱達の処理はお兄ちゃんとお姉ちゃんに頼むねっ』









猗窩座「･･･」









『でも、水柱と愛柱は殺しちゃダーメ。
父上直々に痛めつけて欲しいから･･･！

だから、これ以上はしないでね〜。

お兄ちゃん、人形を作り出してよ。
少し、弱くして欲しいところだけど』









童磨「全然いいよ」









『お兄ちゃんとお姉ちゃんは、こっちに戻ってきてね』









堕姫「もっと戦いたかったのに･･･。 残念ね」





童磨「まぁまぁ。 零ちゃんが言うんだもん」









『お願い、叶えてくれるんでしょ？』









童磨「叶えてあげる範囲ならね」









『じゃあ、大丈夫だね』

◆119◇ 無限城→←◆117◇ 無限城

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す