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次の日も、また次の日も、毎日倉庫に行った。
でも何もわからなかった。
このまま終わればいいのにな。
何度そう思ったか。
そして俺は、またあの場所で二度目の人殺しを行おうとしている。
「 翔太 ... てめぇなんだろ。ウチのやつ殺したの。死体はどこだ。」
「 深澤。何言ってんだよ。俺じゃねえ。」
「 じゃあ誰だっていうんだよ!!! 」
「 知らねぇよ。」
こいつが俺を問いつめれば問い詰めるほど殺したくなる。
殺しても、なんとも思わない。
だって、お前は俺にとって何にでもないから。
「 ひっ、っ、やめろ、」
「 やめねぇよ。俺に刃向かった罰だ。」
「 やだ、ひかる、たすけて、、」
「 … 好きな人がいるっていいよな? 俺もだよ。」
深澤、綺麗だよ。
人を愛してる人の死に顔って、綺麗だなあ。
そしてまた、当たり前のごとく死体が消えた。
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作者名:Snow17 | 作成日時:2020年2月11日 20時