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手紙を見返してみると
一番下に、小さな字で
煙管と簪を渡そう。 次の任務で使う筈だ!!
『簪・・・。 煙管は何も無いとして、簪の意味は知ってるの─────?』
鎹鴉[知ラナイハズダ!]
『・・・そう、ですか』
スパァン!!!!
玄関が思い切り開けられた音がした。
『!』
炭治郎「翡翠さん!」
善逸「音がするよ、炭治郎」
『・・・』
見つかりたくない
鎹鴉「翡翠、コッチダ!(小声」
気持ちが分かったのか、自分の鎹鴉が
抜け道を教えてくれた。
『!』
鎹鴉を追い走り出す
炭治郎「・・・?? 翡翠、さん・・・?」
善逸「炭治郎、大変だ!! 絶対逃げたよ!!!!」
炭治郎「・・・外だ、急ごう」
ーーーーーー
タッと地面に足をつける
鎹鴉「森二逃ゲロ!!!!」
『・・・』
タッタッタッと森奥へと
走る。
その時、ふと気になったことがある
『・・・簪と煙管は、何処に─────?』
鎹鴉[煉獄家ダ!!]
『路線変更。 煉獄家に行くよ』
鎹鴉「了解シタ!!」
ドンッ!!!!
『ひやぁ・・・!?』
伊之助「てめぇ・・・・・・何してんだ?」
『! 嘴平、伊之助・・・』
伊之助「あぁ!? 親分って呼べ!!!」
『お、親分・・・?』
伊之助「そうだ!! ところで、お前・・・蝶屋敷抜け出してよかったのか? しのぶが怒るぞ」
『・・・良いんです。 行かなくてはならない場所が─────』
炭治郎「伊之助!!!!」
伊之助「あ? 権八郎じゃねぇか!!!!」
炭治郎「権八郎じゃない!!!! ──それは置いといて・・・翡翠さんを捕まえてくれ!!!!」
伊之助「はぁ? なんでだよ」
善逸「お願いぃぃぃぃ!!!!」
伊之助「・・・ったく、しょうがねぇなぁ。 親分に任せろ!!」
『・・・』
伊之助「伊之助様にかかれば簡単だァァァ!!!!」
『あの方の為にも、弟の為にも・・・・その道、退いてくれないかしら』
ピキピキ
伊之助「!?」
空気が痛てぇ!?
『・・・隊律違反、とかしたくないんですけど。
仕方ありません、よね?』
鎹鴉「仕方ナイ!」
伊之助「・・・か、かかってこい!!!!」
『あたしは、ここから一歩も動かない』
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麗(プロフ) - 3ページの最後の方 蜜璃○○! と言っていますが、夢主の名前は必要ないのではないでしょうか? それと、はんとは誰の事でしょうか? (2020年10月12日 8時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
*アメダマ(プロフ) - 羽月さん» 設定しましたので、ご確認下さい。 (2019年12月8日 23時) (レス) id: d04d0010f6 (このIDを非表示/違反報告)
羽月(プロフ) - (誰かの名前)はんっていう「はん」がなんか鬱陶しい、物語はおもしろいのに「はん」でなんか残念 (2019年12月8日 20時) (レス) id: dabfddd033 (このIDを非表示/違反報告)
小生 - 凄く面白い、次の更新待ってます (2019年12月5日 0時) (レス) id: f918e09ef4 (このIDを非表示/違反報告)
レイカ(プロフ) - ありがとうございます。更新頑張ってください。 (2019年11月27日 5時) (レス) id: fe4bb55bc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*アメダマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11e53d16ff1/
作成日時:2019年11月20日 16時