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◆20◇ ページ20





頭の片隅にある、小さな頃の記憶



師範代と、妾と二人・・・皆で稽古をしていた


あの頃。 楽しかった、嬉しかった


でも、技は・・・習得できなかった


贔屓なんて、師範代はしない。 とても良い人


妾の才能が無かったから。


だから、自力で生み出した「桜華の呼吸」。


そして─────「凨の呼吸」。


凨の呼吸は、雷との合わせ技


あの二人に負けぬよう、頑張って来たはず


でも、その二人のうち一人は


兄様だった。 兄様には勝てなかった


いや、フリをしていたのかもしれない。


よく分からないが。





二人から離れた時、師範代は泣いていた。


鬼殺隊に、入れるのだから。


その時からだろう。 狙われやすくなったのは


「二ツ目の呼吸」。 しょうがないな


「二ツ目」なんて、持っているヤツは居ない。


何より、早く仕留めたいだろうに。









『師範代・・・死なないで下さい、






死ぬなんて、有り得ませんよね・・・?』






そんな小さな言葉は、暗い闇夜に消えていった









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Strawberry☆Angel.y(プロフ) - 冨岡さんの口調が変わるのは何故ですか? (2020年1月9日 9時) (レス) id: ac3f1c065a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*アメダマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11e53d16ff1/  
作成日時:2019年10月10日 16時

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