私立百華王学園に転校してきた3人組

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レイ「･･･」

ノーマン「レイ、君は良くやったよ」

レイ「けどｯｯ」

ノーマン「良いんだ。 僕が仕組んだんだからね」

エマ「ノーマン･･･」

ノーマン「それに、家畜になったら見てもらえるんでしょ？」

エマ「え」

ノーマン「あの人の事さ。 悪い様にはしないよ」

レイ「どこに証拠が？」

ノーマン「そこまで悪い人じゃない。 現に、2人には見えなかったと思うけど包帯を巻いていたんだ」

レイ「包帯？」

ノーマン「少し、赤黒く滲んでいてね？」

エマ「まさか･･･」

ノーマン「その･･･まさか、だと思うんだ」

レイ「金持ちで生徒会とも繋がりがあるのに何が不満なんだ？」

ノーマン「不満、なのかは分からないけど弱みがあるはずだ。 その弱みを握れば勝てるよ」

エマ「でも、弱みって･･･」

レイ「もしかして･･･！」

エマ「え？ わかったの！？」

レイ「ほら、"人生"って言葉に過剰反応してたじゃん？ 何かあるんじゃないか？
当てずっぽうでもいい。 "人生"って言えば少しは時間稼ぎになるだろ？」

エマ「そっか！」

ノーマン「人生、何があったんだ？」

エマ「気になる、よね」

レイ「とりあえず、勝てよ。 ノーマン」

ノーマン「もちろん」

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