任務は呪霊退治……呪霊?? 【文スト×呪術】 (ページ7)

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真希「おいおい転校生…」

『真希…先輩ですよね、どうしたんですか？』

真希「いやいや、来たばっかだろ！？」

『まぁ、そうですね』

真希「お前…こんなに強かったのかよ…」

『横浜では、強くない方ですよ』

ニコリと笑う

真希「はぁ！？」

横浜…治安悪すぎないか……？

真希「まぁ、いい。
さっきそいつと戦おうとしてたんだが────手間が省けたよ」

『そうですか』

真希「…」

素っ気ないな。

真希「後は、真衣って奴かいるんだが…ソイツと必ず戦うから邪魔はすんなよ」

『了解です』

真希「…なぁ、横浜で何があったんだよ？」

こんなに強えってことは、何かやってたんだろ？

『横浜で？まぁ、色々してますよ。今は、探偵社社員です』

真希「探偵社！？」

もう、仕事までしてたのかよ！？

真希「探偵社、ねぇ。何してんだ？やっぱり依頼とか片付けてんのか？」

『私の居るあの探偵社は、凄いんですよっ！
色々な人がいてチカラもあって…頼もしいです』

真希「！そうか、そりゃあ良かったな」

探偵社に話を変えた途端、見間違いじゃなきゃテンションも少し上がったか…？

『…本気、出しましたか？』

真希「あ？いや、まだ出してねぇ」

三輪って奴と戦う直前だったからな。

『…そうでしたか』

真希「さっきのは？お前は本気出したのか？」

桜華を首を横に振る。

『いえ、あのぐらいは本気を出すに値しません』

真希「は…」

『もう少し頑張れば─────』

あの空に浮いてる魔女女、落とせますよ。

真希「空ｯ！？」

バッと上を見上げる。

桃「げっ、気づかれた…！」

真希「…マジかよ」

『えぇ、大マジです。倒します？あの魔女女』

真希「…うーん」

ﾊﾞﾝｯ

真希「…っと。真衣か？ …仕方ねぇ、任せる」

『了解です』

そういうと真希先輩は、音のした方へ走っていった。

桃「ちょっと…アンタ何者？転校してきたばかりでしょ…？」

こんな奴、見たことないわよ…

『何者…って、別に大した者じゃないですよ。
私……強くないし』

桃「は…？」

強くないってどういうことよ！？十分強いのに…！！

『ずっと空に浮かんでますね』