4 - 入学面談 ページ4
────数日後
あの依頼を受けることにしたので、
呪術高専東京校に赴いた。
────早速だけど、この空気に耐えられない。
学長・夜蛾正道
武装探偵社社長・福沢諭吉
圧が凄すぎる。
夜蛾「わざわざお越しに来てくれて申し訳ない」
福沢「依頼主に会いに行くのは当然。 気にしないでください」
夜蛾「社長の隣にいるのが今回入学する子だね?」
『っ!』
ビクッとなってしまった。
武装探偵社社員として恥…!!
『お初にお目にかかります。 胡蝶桜華です』
夜蛾「そう、畏まらなくていい。 これから入学する生徒だ」
『…』
福沢「期間はどのくらいですか」
夜蛾「…近々、京都姉妹校交流会があります。
なので、交流会には出てもらおうと思っています」
福沢「…なるほど」
夜蛾「交流会での活躍によって期間は変わる、と考えています」
福沢「分かりました。 では、次は────」
夜蛾「交流会当日ということで、お願いします」
福沢「承知しました」
夜蛾「今日は、学校を案内します」
福沢「…案内、分かりました」
夜蛾「とある人に頼んであります。 もう少しで来るか───」
バンッと乱暴に開いた扉
五条「硬っ苦しい空気だね!!!」
夜蛾「……五条はこんな奴なので気にしないでください」
五条「おっ、君が転校生ちゃん? よろしくね〜」
『…どうも』
福沢「…私は、先に切り上げる」
『…分かりました』
バタン
五条「お堅い人だねぇ」
『…』
え、無視? まぁいっか
五条「じゃあ、案内するね〜」
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五条「ここは、部屋ね。 君の部屋、入学してからね」
『…部屋』
五条「じゃあ、次は────」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
五条「ってことで、案内は終わり!」
『…』
五条「君、呪力があるようには見えないね」
『呪力…?』
五条「知らないの? まぁ、仕方ないか」
『…別に、いい。 呪霊をぶっ殺して────』
わお、口悪いね
『…』
.
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作者名:*あめ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11e53d16ff1/
作成日時:2021年1月24日 3時