任務は呪霊退治……呪霊?? 【文スト×呪術】 (ページ18)

今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:107,679 hit

18 - 止め方はページ18

───保健室

『…着替え完了、と』

包帯は流石に取れないからそのまま。

見た感じだと、鏡花ちゃんが足止めしてくれてるって感じだ。

樋口がたった一人でこの場に来るわけが無い。

きっと、アイツが着いてるはず。
それは、鏡花ちゃんも同じこと─────

『どうしよう、だからといって高専の中でおっ始めるのはさすがに気が引ける…』

ここ(保健室)から抜け出すか…。

ｶﾞﾗｯと扉を開け、辺りを見渡す。

『敵無し、異常無し…大丈夫そうだね』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

敦「はぁ…はぁっ…桜華さん！！！」

何処だ！？何処にいるんだ！！！

ﾄﾞﾝｯ

敦「！すみま───」

芥川「！」

敦「お前ｯ！！！」

芥川「目的は同じか」

敦「何が目的なんだ！！桜華さんに何の用だ！！！」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

少し、疲れてきた。
でも、桜華さんを守るために！！

樋口「ｯ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

芥川「そんなの決まっているだろう。アイツをこちら側へ引き戻す」

敦「こちら側へ…？何言ってるんだ、桜華さんは元々────」

芥川「知らぬのか？アイツは元々こちら側だ」

敦「ポートマフィア側ってことか…？」

芥川「そうだ。そして、アイツは────」

敦「そんな…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『うーん、こうやって歩き回るのは疲れるねぇ』

なかなかアイツも見つからない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そんな、嘘だ…桜華さんが、ポートマフィア側って

芥川「アイツは、最年少幹部補佐官だった」

敦「最年少、幹部補佐…官？何だよ、それ…」

芥川「そのままだ。太宰さんの次に僕の中では尊敬できる人に値する」

.

.

.

『あれぇ、何の話してるの？』

芥川「っ！？」

気付かなかった！！
すぐ後ろにいたにも関わらず…！！！

『私の話？嬉しいなぁ、でも何処まで話した？』

ｿﾞﾜｯ

敦「っ…」

すごい殺気だ…！

『…自分勝手に私の話しないでよねー』

.

芥川「…貴女の前職について」

.

.