異世界転生してきた女に裏切られ、お兄様も何もかも盗られた。 【ツイステ】

◆1-15 Oversized Magic! ページ15

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『学園長！！』




ハッとし、学園長は言う





学園長「なんですか、メイさん！！！」

『ここにいる人達を避難させて下さい！』

学園長「！」





何を、する気ですか







学園長「･･･やむを得ないですね、分かりました！ 私、優しいので！！」






そう言い終わると、学園長は魔法でここにいる人達を安全な場所に移した。







学園長「メイさん、貴女の無事を祈ります」







そう言い、学園長は去った。









ハーツラビュル寮、庭には二人しかいない。









リドル「ぐぁぁぁぁあ！！！」

『お兄様、今すぐその苦しみから解放してあげますよ！！！』




マジカルペンを構えながら、リドルに言う。





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デュース「っ！？」

トレイ「が、学園長！？ 一体どういう･･･」

学園長「全ては、メイさんの願いですよ」

恋歌「メイ、さん･･･」

学園長「･･･おや？ ユニーク魔法が消えてますねぇ」

恋歌「！」

リリア「なるほど、メイがしたいことが良くわかったのじゃ」

マレウス「･･･」

ジェイド「全く･･･。 メイさんは無茶ばかりしますね」

フロイド「まぁ、それが良いとこなのかもねぇ〜」

アズール「はぁ、あまり怪我をして来なければいいのですが･･･」




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『首をはねろ(オフ・ウィズ・ユアヘッド)！』




ガチャン




リドル「こんなので、僕が･･･僕が縛られるとでも思っているのかい！？」





首輪を壊すリドル






『これほどまでに暴走状態なのは、どうしてなの？！
先程まで、いい感じで治りそうだったのに！！』





何か、手立てはないの･･･！？









そう考えていると───･･･









リドル「へぇ、そんなに僕の邪魔をするのが好きなんだね？
でももう──終わりだねぇ！！」









暴走状態のリドルは、さらに強い特大魔法を放ってきた。








『ぁ･･･』





私は、身動きが取れなかった。




ﾄﾞｫｫﾝ







轟音が鳴り響く。

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