謎と願い欠け【地縛少年花子くん】 (ページ3)

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第三ノ怪絵画ページ3

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─翌日、放課後─

桜「･･･そういえば」

つかさ「なぁに？」

桜「零番目って噂、流した事ないわね」

つかさ「あー確かに！でも、零番目なんているの？？」

桜「噂では、居るらしいわよ？」

つかさ「へー、見でたいなー」

桜「･･･じゃあ、噂を流しましょうか」

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─女子トイレ─

寧々「でね、零番目が居るらしいの！」

光「え、零番目！？兄ちゃん知ってるか･･･？」

寧々「分からないけど、居るとしたら会ってみたいわ！」

花子「盛り上がってるとこ悪いけどー、ヤシロ頼まれたもの描いてもらったよ」

ポイッと投げるように、寧々に渡す

寧々「うわ！？あ、ありがとう･･･花子くん」

光「？」

寧々「あ、これはね･･･」

花子「ヤシロに零番目の絵を頼まれたんだー」

寧々「姿、ね！どんな姿なんだろう･･･」

ペラリと上に被っている布を取る

光「こ、これが･･･」

寧々「零番目･･･！」

そこには、可愛らしい少女が描かれていた。

寧々「かっ、可愛い･･･！」

花子「それは、仮の姿らしいけどねー」

寧々「仮の姿？ってことは────」

花子「"怪異"としての姿があるって事！」

寧々「えー、気になる！！」

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「いいんですか？姿を見せてしまって」

『良いんですよ、そろそろお目にかからせないと･･･七番様の助手なんでしょ』

「まぁ、助手ですかね。そろそろ私も･･･」

『あの時(・・・)を描いて下さいね』

「もちろんです、任せてください！」