謎と願い欠け【地縛少年花子くん】 (ページ2)

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第二ノ怪噂ページ2

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葵「ねぇねぇ、寧々ちゃん！」

寧々「？」

葵「七不思議、知ってるよね？」

寧々「うん、知ってるよ〜」

葵「じゃあ、零番目って知ってる？」

寧々「ぜ、零番目！？七不思議に零番目なんてあったの！？」

葵「だよね、私もそう思ったんだけど･･･あるらしいよ！
けど、知る人が居ないから名前とか容姿とか全然分からないんだけどね」

寧々「えー、見てみたいなぁ･･･」

葵「私も！」

寧々「･･･」

花子くんに聞いてみたら分かるかな？

キーンコーンカーンコーン

「まだ、校内に残っている人は─────」

葵「うそ、もうこんな時間！？ごめんね、寧々ちゃん！先に帰る！！」

寧々「うん、分かった〜」

タッタッタッタッタッタッ･･･

花子「ばぁ」

寧々「きゃぁっ！･･･って、花子くん！？」

花子「そーだよ、どうしたの？話し込んでみたらしいケド」

寧々「えっとね─･･･七不思議、零番目！！」

花子「零番目？あー、居るねぇ」

寧々「うそ！？居るんだ･･･！姿は、どんな感じ！？」

花子「え、えーと、見たことないけど」

寧々「え」

花子「四番目に描いてもらった絵があるかも」

寧々「四番目･･･？」

花子「あ、気にしないで。今みたい？」

寧々「うん！」

花子「じゃあ、明日ね。交渉しなくちゃ」

寧々「分かった！楽しみ！！」