10句 ページ10
かるたのデモンストレーションをする矢島俊弥が来ないので、収録を始めることが出来ず、蘭はしびれを切らした子供たちを見かねて、先にお土産を買いに行くことにした。
たこ焼きやお好み焼きの美味しいお店を知ってる平次と和葉も一緒に行くことになった。
和葉「なぁ平次、どこのお好み焼き行くん?」
和葉に聞かれて平次は
平次「そら、お好み焼き言うたらあそこやろ」
と即答した。
和葉「そやな。ほな、お好み焼きは…」
その時、廊下の角から着物を着た少女が出てきて、平次とぶつかりそうになった。
平次「おっと・・・すんません、大丈夫ですか?」
?「…」
平次「アンタ、さっきかるたやっとった…」
未来子とデモンストレーションをしていた少女だった。
平次たちと同い年くらいだろうか。さっきはろくに顔を見なかったが、かなりの美少女だ。
紅葉「運命やわ。」
平次をじっと見つめていた美少女の瞳に涙が浮かび、平次は「えっ!?」と目を丸くした。
紅葉「会えるんやないかと思てました、ウチの未来の旦那さんに・・・」
コナン「み、未来の!?」
蘭「旦那さん_!?」
美少女から発せられた衝撃の言葉に、蘭とコナンが驚いて声を上げた。
平、和「えええ__っ!?」
平次と和葉も驚きのあまり目を丸くしてのけぞった。
紅葉「ウチ、この収録が終わったら暇なんです・・・
よかったらお茶でも飲みませんか?」
紅葉はススッと平次に近寄り、平次の腕に自分の腕を絡めた。美少女の胸が腕に当たり、平次は思わずドキッとした。
平次(うわっ!この姉ちゃん乳デカッ!)
そばにいた和葉は、平次に腕を絡める美少女に唖然とした。
平次が慌てて腕をほどこうとすると、
スタッフ「紅葉さーん!
すみませんが1度控え室に戻ってください」
紅葉「あら、今ええとこやったのに」
ス「実は矢島さんの到着が遅れてまして…」
紅葉「矢島さんが?まぁこの番組を企画したご本人やし…、いろいろと忙しいんでしょうなぁ」
紅葉「ほんなら平次君、また後で」
にこりと微笑んで手を振った。平次も「ああ、ほななあ」とつられて手を振ってしまう。
その手を和葉が横からチョップし、二人の喧嘩が始まった。
すると歩美が「蘭お姉さん」と呼んだ。
歩美「先に外で待ってよ」
光彦「なんか揉めてるみたいですし」
元太「行こ行こ!」
と平次と和葉以外が廊下を進んでいく。
残ったたコナンはやれやれと思いながら平次達を振り返った。
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通りすがりの人 - とても面白かったので今更ながら更新を願ってます。この感想に気づいてください<(_ _*)> (2020年4月22日 18時) (レス) id: b75402653f (このIDを非表示/違反報告)
くろさん(プロフ) - 好きです(唐突)続きが、、、気になるぅぅぅぅ!!!!更新頑張ってください!! (2020年2月2日 0時) (レス) id: 900fcfc576 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヤンデレちゃん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11e53d16ff1/
作成日時:2018年4月20日 21時