4句 ページ4
矢島「今日のテレビ収録が終わったら、礼を言わんとな」
畳の上に残っていた最後の一枚を取り、持ち札の山に置いた。
そのとき、襖の向こうでギシッ…と床の軋む音がした。
矢島「何や早いな、もう来たんか?」
矢島は襖へ向かった。
襖を開けた矢島の目に飛び込んで来たのは、日本刀を手にした人物だった。
矢島「あんさん! どないしたんや。
・・・ま、まさか!? や、やめてくれ。
たっ、頼む!」
ガッ
鈍い音と共に矢島の頭から血が噴き出した。
後ずさりする矢島の足がかるたの束に当たり、札が飛び散り、テレビの前で倒れた。
みるみるうちに血だまりができて、かるたやリモコンを包み込んだ。
驚愕と恐怖で大きく見開かれた矢島の目の先には、一時停止されたテレビの画面、札の束を手にした、、、大岡紅葉が映っていた。
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通りすがりの人 - とても面白かったので今更ながら更新を願ってます。この感想に気づいてください<(_ _*)> (2020年4月22日 18時) (レス) id: b75402653f (このIDを非表示/違反報告)
くろさん(プロフ) - 好きです(唐突)続きが、、、気になるぅぅぅぅ!!!!更新頑張ってください!! (2020年2月2日 0時) (レス) id: 900fcfc576 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヤンデレちゃん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11e53d16ff1/
作成日時:2018年4月20日 21時