◆116◇ ページ16
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『いっ・・・て』
縄に引っかかった・・・
それに、
『追いつかれる・・・ッッ』
ガサッガサッ
『!』
え、もう来たの? 速すぎじゃない?
「──────何をしている」
『義勇・・・!?』
義勇「・・・・・・(そうだが、どうして)此処に居るんだ」
『み、見て分からない・・・? 罠に引っかかったの・・・』
義勇「・・・」
『・・・縄、切ってくれない?』
義勇「・・・」
『・・・聞いてる?』
義勇「・・・」
『それだから、皆に嫌われるんですよ』
義勇「俺は嫌われていない」
『やっと出た一言目がそれですか? 本当、どうしてこうなったのか聞きたいぐらいです』
義勇「・・・あれは、2年前のこと────」
『そんな長々と話されても困ります。 早く、縄を切ってください』
ザシュッ
『・・・はぁ。 ありがとうございます』
最初からそうすればいいのに・・・
義勇「・・・随分と焦っている様子だが、何かあったのか」
やっと、聞いてくれましたか。
『た、炭治郎と善逸に追われているのです・・・!』
義勇「! 炭治郎と善逸・・・だと」
饒舌になった。
義勇「・・・何故、追われている」
『・・・知りません!』
義勇「・・・そうか」
嘘。
義勇「────それは」
『?』
義勇「────"嘘"なのではないのか?」
『っ!?』
義勇「・・・図星か。 ならば、此処で捕まえるのみだ」
『隊律違反に、なりたいんですか・・・?』
義勇「・・・」
『・・・』
ずっとこんな感じだったら
話が進まない・・・。
.
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みな(プロフ) - まさか、鬼と鬼殺隊を両立してるとは…。面白かったです!更新頑張ってくださいね! (2020年3月6日 9時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*アメダマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11e53d16ff1/
作成日時:2020年1月5日 1時