◆114◇ ページ14
᯽
『・・・っ』
会いたくない、喋りたくない
炭治郎「翡翠さん!」
嫌々
来ないでくれるかな。
分かるんでしょ、今の感情。
炭治郎「・・・っ」
善逸「・・・!」
ほら、その歪んだ
分かったでしょ。 関わらないでよ。
鬼殺隊には、居るけれど
鬼は辞めない。
ねぇ、
こんなこと、初めて見たでしょ。
困ってる?
それとも、蟲柱がなにか指示を出してる?
嗚呼、でも
『居るんだよねぇ』
"禰豆子"っていう存在が。
ありあり? あたし、変になってきたか〜
無惨様の血のせいかなぁ。
あはは。 まあ、いっか。
楽しいもんッッ
『ふ、ふふっ・・・あははッッ・・・』
裾で、口元を収める
『あたしは、帰らないの』
炭治郎「えぇ!?」
善逸「だ、ダメだよぉぉぉぉお!!!」
鬼「・・・」
ゆらり、と静かに忍び寄る鬼
『・・・・あらあらぁ。 それじゃあ、ダメですよ』
チリン
炭治郎「え・・・!?」
善逸「消えッッ・・・!!」
カチャン、と刀を鞘に収める音が
二人の後ろから聞こえた─────。
バッと振り返る二人
『・・・』
炭治郎「!?」
善逸「お、鬼ぃぃぃ!?」
返り血の着いた頬を、親指で取る
『まっず』
156人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みな(プロフ) - まさか、鬼と鬼殺隊を両立してるとは…。面白かったです!更新頑張ってくださいね! (2020年3月6日 9時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:*アメダマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11e53d16ff1/
作成日時:2020年1月5日 1時