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炭治郎「・・・」
善逸「・・・」
黙り?
炭治郎「嘘だ・・・。 翡翠さん、今この状況を」
善逸「楽しんでるの────?」
そう来たのね。
炭治郎「・・・」
善逸「・・・」
等々、心情を読んだってわけ?
『・・・楽しむ? 何言ってるの』
炭治郎「っ!」
『あたしは、少なくとも楽しくはないわ。 誤解はやめてちょうだい』
善逸「で、でも・・・!」
『煩い』
これで良い
くたばれ、そうしたらこの件は一旦終わる。
もう、話したくない
『"隠し事"なんて、人間は一度や二度するモノよ。
しのぶさんは、勘違いをしているのよ』
炭治郎「・・・」
『あたしは、"隠し事"なんてしてない。
そもそも、何を隠せって言うの? よく分からないわ』
炭治郎「でも・・・翡翠さんからは・・・・・・!」
『何。 あたしは、楽しくはないわよ』
炭治郎「・・・焦っている、匂いがするんだ」
『・・・っ』
善逸「・・・図星?」
『煩い、煩い煩い・・・』
煩い人は、
『嫌いなのよ・・・』
炭治郎「・・・え」
善逸「・・・っ」
翡翠、さん・・・怒ってるの・・・?
そんな"音"がするよ・・・?
『諸事情は、話したくない主義なの』
炭治郎「だ、だとしても・・・!」
『しのぶさんが、"聞いてきてください"とでも言ったのでしょう。
それを、断らなかったんですか。
それか───自分から申し出ましたか。』
炭治郎「っ!」
『それに、"隠し事"って何ですか。
言わなければならないのですか。』
炭治郎「そ、れは・・・」
『ならば、話す必要は無いですね』
あの時の、翡翠さんとは違う────
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みな(プロフ) - まさか、鬼と鬼殺隊を両立してるとは…。面白かったです!更新頑張ってくださいね! (2020年3月6日 9時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*アメダマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11e53d16ff1/
作成日時:2020年1月5日 1時