眠姫道士は。 IV【シャーマンキング】 (ページ23)

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第二十三廻紅茶ページ23

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「ジャンヌ様？紅茶、淹れましたよ」

ジャンヌ「あ、ありがとうございます･･･」

「しっかし、散々でしたね。何故自ら？」

ジャンヌ「あの子にも愛をあげたかったのです」

「そうなんですか。ですが、命は大切にしないと･･･X-LAWSの皆様が守ってくれた。ラキストだって」

ジャンヌ「･･･！そう、ですよね」

「桜華様は、この時のために修行をお積みになられました」

ジャンヌ「修行？聞かせてもらっても･･･？」

「もちろん。桜華様は────────･･･」

ジャンヌ「！」

「だから、あの様な言葉を言ったのです」

ジャンヌ「天使になる･･･と」

「はい。その通りです」

ジャンヌ「･･･」

ﾎﾟﾛｯ

「あぁ！泣かないでください･･･」

ジャンヌ「･･･ごめんなさい」

「謝らないでください。ほら、もう帰ってきますよ？黽様」

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

黽「ただいまーーーー！！！」

「ほら」

ザンチン「あぁ･･･って、お前･･･ｯｯ！！！」

「お久しぶりですね。ザンチン」

ザンチン「主は(ｺｿｯ」

「いません」

ザンチン「ふぅ･･･」

黽「何かあったの？」

ジャンヌ「いえいえ。ありませんよ？黽」

「ザンチン」

ザンチン「･･･」

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ザンチン「どういうことだ？」

「実は、ココに敵が襲来してしまい･･･」

ザンチン「！？」

「あ、桜華様がもちろん･･･」

ザンチン「なら、良いんだ」

「ジャンヌ様は少し気に持っている。だから･･･」

ザンチン「わかった」

「えぇ。なら、よかった」

ザンチン「･･･アイツは？」

「ふんばり温泉に居ます」

ザンチン「そ、うか」