表 裏（∞）ニ

gray ページ9

久しぶりだ。


久しぶりに嫌な夢を見た。


いつも、悪いことが起きる日に見る夢だった。


安田さんは最近上の空だし、

他の関ジャニさんも変に視線感じるって悩んでるし、


何かしらの動きがあるのだとは予測がつく。



その事は全部マック達にも伝えてあって、


4:10


こんな夜中に誰が起きてるだろう、、


『、、、っあ！もしもし』


“jac「どないした。見たか、夢」”


寝起きであろうジャッキー、流石の飲み込みの早さ。


『うん、何かある。でも、関ジャニなのか、皆なのかが分からない』



そう、この生活をしていて厄介なのは

悪夢を見るが、誰に危険が及ぶのかが二択という事。


以前は仲間ばかりに気をかける事が出来たけど、今はめっぽう分からない。


“jac「今日は依頼無しや。俺がこっち注意して見張るから、チェリーはそっち頼んだ。
アーセナルとガムをチェリーの所へ行かす、ええか？」”


『いや、ガムだけでいい』


“jac「ほいほい、ほなすぐそっち行かすわ」”


『うん、ありがとう』



グンジーさんにも連絡を入れて、私も備える



嫌な夢を見せるんだったら、誰に被害が及ぶのかまでも教えてくれりゃいいのに、、。



ガムがインターホンを押したのはジャッキーとの電話を切ってから40分も経たなかった


『ごめんね、寝てたでしょ』


gum「俺は頼ってくれただけで嬉しいの、ちょっと寝癖直してや」


『どんな寝方したん？笑』



あっち行ったらこっち向いてたり、ガムの寝癖は忙しない。


gum「走っとったらあんま気にならんかったけど、やっぱ目立つな、恥ずかしいなって来たわ」


そう言ってくしゃっとした笑顔を見せるガムは、私の焦った心を落ち着かせてくれた。



『直すからじっとしてて笑』



今日の6人の仕事内容を全てまとめると、


一日中、見張らないといけない。


朝の収録から、深夜のラジオまで。



『まだ時間あるから寝とく？』


gum「ううん、あっ！せや

俺、コーヒー淹れれるようになってん。見てや」



一度こうして目が覚めると寝る事が出来ない私を知ってか、

一緒に起きてくれようとする。



『ありがとう』



コーヒーと、


貴方の優しさに、




『ありがとう、、』



gum「なんや、2回も、、照れるやん」


そう体をクネクネさせる動作は


気持ち悪かった

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