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エイトハウスへ急いで帰ると、皆が倒れていた
トッポの体中の傷痕を調べてみたけれど、新たに付けられた痕がなかった
『眠ってるのかな』
ガム「睡眠薬やわ、ほら」
ガムが渡したそれは、蓋が開けられた透明ビンだった
Nと書かれた文字が彫られていた
『薬、持ってくるね』
ガム「おん、ありがとう」
私の部屋には様々な薬を保管してある。
ほとんどがトッポが作ってくれた巧妙な薬ばかりだ。
どんな種類の睡眠薬でも、目を覚ます事の出来る薬は、寝ずに3日かけて作った物だと
意識を朦朧とさせながら渡してくれた。
ごめんなさい。
私はそう皆に謝りながら薬を飲み込ませていく
ごめんなさい、私がここへ来てしまったから皆が巻き込まれた。
ごめんなさい、大晦日に出会ったあの男を私は逃がしてしまった。
きっと、南条と名乗る男の仕業だろう
Nは南条のNだろう。
きっと彼は近いうちにここへ来る。だからわざと落とし物をして行ったのだ。
jac「ん、、」
『良かった、、』
arc「、、お前はほんまに、よう出来た女や」
『そんな事無いよ、来るのが遅くなってごめんね』
きっと皆は南条から私の話を聞いていると思う
何て思ったかな、
面倒くさい奴を家へ入れてしまったと後悔してるのかな
頭痛に見舞われ、まだはっきりとは話せない皆の顔を見て私は心底から私を軽蔑した
私自身、南条の娘だと理解できて居なくて
どうするべきかは分からない
南条の存在を今後無視し、今まで通りの生活をするのはこの７人に何かしらの支障は出ると思うし
南条の指示に従い南条家に戻るとすれば、いずれターゲットとなる皆と戦わなければいけない
皆の安全を取り、一人で南条家へ乗り込み破滅させようとしても、きっと私が破滅するだけだ
jac「その顔は、なんか知っとる顔なんか？」
『、、本当にごめんなさい』
ただ頭を下げる事しかできない私に
今のジャッキーの表情は
苛立ちの感情も含まれているのか。
mac「この前、大晦日の夜。
このリビングが散らかってたのも、何か関係はあるんか？」
『皆にサプライズで帰ろうと思っていたあの夜、この家で私の居場所を探していた
南条と名乗る男と鉢合わせになった。』
私は、自分の右尻辺りに彫られた刺青も見せた。
誰もが信じられないと言う表情をしていて、
私は一人になる決心をしようとしていた。
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ぐふ。(プロフ) - サーさんさん» 初めまして！いつもありがとうございます^ ^！マイペースになっちゃいますが、最後まで楽しんでください！ (2020年4月30日 8時) (
レス) id: b7146b3601 (このIDを非表示/違反報告)
サーさん(プロフ) - ぐふ。さん！はじめまして！いつも読ませていただいてます！いつもハラハラしながら読んでいます！これからも更新頑張ってください！ (2020年4月27日 8時) (レス) id: 2aa0ad98f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐふ。 | 作成日時：2020年3月28日 0時
