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(橙)
gum「これで最後か」
『村上さんのラジオ放送だね、行ってくる』
gum「はーい」
30分ラジオの収録を終えたら今日が終わる
俺はとてつもない嫌な予感に包まれていた
今からのこのラジオの時に何かあるのか
それとももう別の場所で何か起こってるのか
僕はチェリーのような才能なんて無いし、
予知能力も持ってない
でもチェリーを護衛する事は出来るから
面を被り、手汗とともに木刀を握る
僕は中に入る事が出来ないから
放送局の周辺を見張る
昼間よりも視界が暗く、見えにくい
45分後、チェリーとグンジーさんが出てきた
何も無かったようだ。
という事は。急がなくちゃ
車内は無言だった
村上さんの帰宅を確認してから僕たちもまた車を出発させた
グンジーさんも何も喋らず、目的地は言わずとも車が進む
『、、、お願い、、お願い、、、』
たまにそうチェリーの祈りが聞こえ
僕はその祈りを聞くたび冷や汗が垂れた
きっと早朝から目が覚めていたであろうチェリーの体力が心配だ
もし、今から何かあった場合チェリーは逃げ切る事が出来るだろうか
僕もこんな体力でチェリーの護衛が出来るのだろうか
そんな事を考えていると車が停車した
村上さん宅は遠く、目的地まで1時間もかかった
深夜2:35
チェリーの前に立ちドアを開ける
『、、っ』
リビングへ向かうと誰かの足が見えた
『ジョニー!』
もっと奥へ進むと全員が仰向けに倒れていた
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ぐふ。(プロフ) - サーさんさん» 初めまして!いつもありがとうございます^ ^!マイペースになっちゃいますが、最後まで楽しんでください! (2020年4月30日 8時) (レス) id: b7146b3601 (このIDを非表示/違反報告)
サーさん(プロフ) - ぐふ。さん!はじめまして!いつも読ませていただいてます!いつもハラハラしながら読んでいます!これからも更新頑張ってください! (2020年4月27日 8時) (レス) id: 2aa0ad98f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぐふ。 | 作成日時:2020年3月28日 0時