担当マネージャー（黄）

Yes or No ページ35

横山「多謝(ドゥオーシャー)(ありがとう)！！」



安田「我愛你(ウォアイニィ)(愛してる)〜〜！」





初の海外という舞台、


関ジャニ∞は華麗に舞った



拍手喝采の中、ステージを降りて来た関ジャニさんはとてもかっこよかった


関われて良かった、彼らを支える仕事が出来て良かった

心からそう思った、そう思えたのは今日が初めてだった



『お疲れ様です！』


錦戸「どうやった？」


『さいっこうでした！』


錦戸「そーか、お疲れさん」



シャワー室へ行く錦戸さんを見届けてから、黒いカーテンの隙間から客席を見る


笑顔 笑顔 笑顔


最高のステージで観客を圧巻させた彼らは、ここにいる沢山のファンを笑顔にさせた



明日の朝の便で台湾を出る



彼らにはゆっくり休んで頂きたい


日本に帰れば、錦戸さんは新ドラマの撮影が始まる


舞台に出るメンバーさんもいる



『、、』


そして私は電話をかけようか迷っていた、とある人に。


でも私が報告すべきものでも無いよね、完成させたのは彼らなんだから。


pll...pll...


『はい、』


“渋谷「さっき終わったんやろ？亮からラインきた」”


迷っていたら、彼からかけてきてくれた



『はい、大成功でした
ホントにキラキラしてて』



“渋谷「そうかあ、亮も文面だけで興奮しとるの伝わったわ笑」”



『あの、渋谷さん
ありがとうございます、渋谷さんの言葉のお陰で私たちの関係性もよくなったと思うんです』



“渋谷「俺からも言ったけど、たぶん次の日とかにヒナとヨコとかが言ってんで？

俺だけちゃうよ、」”



『そうだったんですか？ホントに嬉しくて、お仕事がとても楽しくて』


“渋谷「でもモデルのマネージャーの空きが出来次第すぐそっちに異動出来るように手配はしてもらったんやろ？

それもいつ異動なるか分からんのやろ？もう亮にはゆうとるんか？」”



『まだ、言えてなくて』



“渋谷「亮も今頑張ってお前に接しようとしとる、早よ言うたり」”



『はい、タイミング見ます』



“渋谷「ええんやな？」”


『え？』


“渋谷「亮のマネージャー、変わってもええんやな？」”



YesかNoで答えが出る簡単な問題なのに

どうやって考えても答えが出ない

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