>人形が八つ ページ10
撫子side
「撫子さん!」
部屋で日本人形を作り治していると、樋口が来た。
「どうしました?」
「これから、黒蜥蜴に探偵社に行かせて、探偵社を潰そうと思うのですが、どう思いますか?」
なるほど、彼女はそこまで考えていたのか。
「それは良いね。今回の失敗は、探偵社が原因の一つだしね。それに、潰せれなかったとしても、探偵社の実力が分かるし。私も賛成かな。」
「ありがとうございます!それと、撫子さんはどうしますか?」
「そうね…。私も行こうかしら?あんまり、手は出さないようにして、近くから見れば情報になるし。」
「分かりました。今日の1時にしますが、大丈夫ですか?」
「ええ、大丈夫だよ。」
楽しみだなぁ。
午後1時
黒蜥蜴が、武装探偵社に突入した。
が、黒蜥蜴全滅〜。
わぁーすごい(棒)
あれ?何か、広津さんを飛ばした人がこっちに来てる〜
えっ…。マジで?
「お前もか?」
「あらら?なんか来た。」
そう言うと、相手は私に手を伸ばしてきたので、その腕を避けて、横からつかみ、背負投げをし、机の上に投げ飛ばした。
「ふぅ〜ん。こんなもんか。」
そう言って、窓から飛び降りた。
黒蜥蜴が弱いのかな?
敦side
探偵社がポートマフィアの黒蜥蜴に襲われたと聞いたが、黒蜥蜴は一人を除いて全滅。
残ってた人は、あのマントを被ってた子だった。
確か、太宰さんが気を付けて、と言っていた人だ。
案の定、国木田さんが机まで投げ飛ばされていた。
あの小さな体から、あんな力が出るのか、不思議だった。
その子は、窓から外に出て行った。
どんな子なんだろう…。
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(名前)武朱(プロフ) - 教えて下さり、ありがとうございます! (2016年12月31日 10時) (レス) id: 32365c4322 (このIDを非表示/違反報告)
嵯峨野(プロフ) - オリフラはずしてくださいね〜 (2016年12月30日 23時) (レス) id: 95fdc49fea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルイ | 作成日時:2016年12月30日 22時