Story47-かっこいい- ページ10
姫華side
体育祭練習って本当にだるい…
焼けちゃうよ…この白い肌守っていたい。
そう言えばチーム代表リレー、うちの学年は神咲か。
姫華「神咲ー!本気出せよー!」
神咲「出すに決まってんだろ!選ばれてるんだからよ!」
神咲は学校一速いと言われてる。
陸上部じゃないんだけどね。(笑)
神咲「そういえば1年って誰だ?」
姫華「分からない。男子じゃないの?」
とか言ってると…
1年「森田!選ばれたんだから足折れるくらい走れよ!」
A「どんな例えだよ!(笑)」
夢莉「みかん!応援してるぞ!」
理央「みかん以外全員男子だからって負けんなよ!」
結愛「もし気になるなら男になっちゃえ!」
A「全部ごちゃごちゃ!まぁありがとう!」
…え?
みかん?
去年は全学年全クラス全員男子…
とすると…今年女子みかんだけ?
これはめっちゃ可愛く応援しなきゃだな。
姫華「みかんっ!頑張って♡」
A「…うんっ!」
ちょっと照れ気味。可愛い。
姫華「……うちのみかんっ。((ボソッ」
A「え?どうした?」
姫華「ううん!なんでもない!」
A「うちのみかん?」
姫華「ちがっ…!」
A「隠さなくていいんだよ!私は365日ずーっと私の姫華って思ってるから!好きだよ!」
姫華「…((カァァァ」
A「?姫華、顔赤っ…((姫華「うるせぇっ!嫌いになるよ!?愛しちゃうよ!?いいの!?」…あ、ごめんなさい。」
みかん…あなたは毎回照れさせるような事言うな…。
そのままみかんは神咲と話しながらグラウンドへ行った。
グラウンドへ走っていくみかんの姿見ると…
彼女なのにかっこいいって思ったり。
まぁ彼女って言ったら嫌がられて
壁ドンされたり
彼氏って所も見せてやるわって言われたり。
意識してないと思うけど
かっこいい所もちゃんとあるから。
もしかしたら彼氏かもしれないな。
そういえば伶凪と付き合ってた時期あったな。
あの時は本当に嫌だった。
だって…
出会った時から伶凪の事嫌いって思ってたから。
前に信頼してるって伶凪に言ったけど嘘だし。
登下校するのも死にたいくらい嫌だったな。
こうしてみかんと会えてよかった。
でも付き合ってたっていうか、
伶凪が勝手に付き合ってる事にした。
って感じかな?
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作者名:ひげちゃむ | 作成日時:2017年11月21日 22時